古本せどりで副業的に月3〜5万円の稼ぎ。専業にすれば月25〜30万弱は稼げるもの?
最近、古本せどりを始めました。現状としては副業的に月に3〜5万円の稼ぎ。ここからせどり1本で食べていけるほど、例えば月25〜30万弱は稼げるものですか?現在、副業なので専業になって必死にやれば狙える数字かなとも思っています。アドバイスお願いします。 |
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せどりだけで月25〜30万円を稼ぐには、かなりの肉体労働と資金繰りの壁を超える必要があります。かなり大変であることを理解したうえで、せどり一本で稼ぎを作っていくかどうか検討してみて下さい。 |
これだけ稼ぐには、かなりの肉体労働が必要です。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、それなりの経験や知識量から頭の中にデータベースを作る。その上で、かなりの肉体労働を継続して行う。根気強く、肉体労働をどこまで頑張れるかが、せどりの稼ぎを決めます。
「例えば25〜30万弱は稼げるものですか?現在、副業なので専業になって必死にやれば狙える数字かなとも思っています…」とのことですが、仮に月に5日だけ休んで残りの25日を営業日とする。それでも、せどりだけで1日1万円稼ぐ必要があります。
これだけ稼ぐには、商品を仕入れるためにかなりの店舗数をまわる必要があります。もちろん体力的にも相当なものが必要となります。
キャッシュフロー(資金繰り)の問題も出てくる。
加えてキャッシュフロー(資金繰り)の問題も出てきます。
例えば現状としては副業的に月に3〜5万円の稼ぎ(利益)。これは月商に換算すると、
・利益率20パーセントで月商15〜25万円。 ・利益率10パーセントで月商30〜50万円。 |
程度の数字になります。
ここから、この数字を月25〜30万円の稼ぎ(利益)に持っていくとなると
・利益率20パーセントで月商125〜150万円。 ・利益率10パーセントで月商250〜300万円。 |
これくらいの売上(併せて仕入れ)が必要になります。
かなり綿密に資金繰りを計画する必要があります。
当然、単価も高くなるので
・「利益は出ているけど、仕入れに回せるお金が無い」といったキャッシュフロー(資金繰り)の問題が出てくる。 ・入金のサイクルと支払いのサイクルを考えた時に、ビジネスが回せなくなることもある。 ・クレジットカードで仕入れる場合も、ある程度限界がある。 ・キャッシュフローが底をついてしまうリスクも高い。 |
例えば取引履歴や書類、数値を綺麗にまとめておくこと。キャッシュフローや資金繰りに苦労しないようきっちり計算してビジネスを進めていくなど、かなり綿密に資金繰りを計画していく必要があります。
せどり一本だけで稼ぐほど本当にせどりが好きか?
また「せどり一本だけで稼ぐほど、本当にせどりが好きなのか?」という点も非常に重要なポイントです。
・人生における大事な時間をせどりという行為に費やすことに抵抗はないか? ・一生、自由になれないビジネスを継続していく覚悟はあるのか? |
などなど。単純なせどり、特に店舗で商品を仕入れるモデルは、稼ぐためにかなりの時間を費やす必要があります。そうやって肉体労働で稼ぐことに抵抗が無いのかということを今一度考えてみることをオススメします。
別のよくある質問の中でも紹介しましたが、せどりというのは言ってしまえば宝探しのようなものです。そのため、宝探し感覚で楽しみながらせどりができる。一攫千金を狙って楽しみながらできる人もいます。このように「せどりをするのが楽しくてしょうがない」そういったケースであれば、全く問題ありません。
義務感だけでやるならまず間違いなく続きません。
しかし、そうでないなら注意が必要です。
・お金を稼ぐためだけの義務感でやる ・家族を食わせるため、暮らしていくためにやむを得ずやる。 |
こういった場合は、まず間違いなく続きません。
・時間もかかります。 ・次第にキャッシュフローも回らなくなります。 ・肉体労働なので足腰も痛くなります。 |
こうした要素を踏まえると、単純なせどり1本でやっていこうと思えば気が狂ってしまうことも考えられます。「現在、副業なので専業になって必死にやれば狙える数字かなとも思っています」とのことですが、こうした大変さを分かったうえで専業で行うなら問題ありません。
しかし、専業でやるには、かなりの苦労が待っていることもどうかご理解下さい。
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