なぜアフィリエイトは差別化が重要なの?具体的にどんな差別化が必要になるのですか?
よくアフィリエイトは差別化が重要と聞きます。なぜそれが重要なのでしょうか?また、具体的にどんな差別化が必要になるのでしょうか?例えば、デザインを綺麗にしたり、キャラクターを立てるようなことなのでしょうか? |
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アフィリエイトできる商品やサービスは、基本的に、それ自体に優位性がないものばかり。そのため、商品以外のところで差別化や優位性を作り出すことが求められます。 |
なぜ、アフィリエイトを語ると差別化の話になる?
「よくアフィリエイトは差別化が重要と聞きます。なぜそれが重要なのでしょうか?また、具体的にどんな差別化が必要になるのでしょうか?」とのことですが、
確かに
・アフィリエイトを教えてくれる人 ・アフィリエイトのブログを書いている人 ・アフィリエイトの情報をSNSでつぶやく人 |
など、アフィリエイトに関する情報発信をする人をフォローしていると「アフィリエイトは差別化が重要」といった言葉を聞きます。
では、なぜ、アフィリエイトを語るうえで、差別化うんぬんの話が頻繁に出てくるのか。
これは、そもそもビジネスには
・商品やサービス自体に優位性があるもの ・商品やサービス自体に優位性が無いもの |
大きく2つのパターン(軸)が存在すること。
そして、そのパターンによって、それぞれ求められる戦略が異なることを理解すると、そのナゾが解けます。
唯一無二のものか、あるいは、ありふれたものか?
『優位性』という言葉だと、なかなかその実態をつかみにくいかもしれませんが、
あなたが扱っている商品やサービスは、果たして
・唯一無二のものか、あるいは、ありふれたものなのか? ・誰でも扱えるものか、あるいはあなただけしか提供できないものか? |
この問いに答えることで、商品やサービス自体に優位性があるかどうかが分かります。
例えば、
・オリジナルブランドの地酒 ・その店でしか食べられない、水にこだわったうどん ・その場所でしか体験できないアトラクション |
などなど。
こういったものは、
・商品やサービス自体が、唯一無二の存在 ・あなただけしか提供できないものである |
言い換えれば、商品やサービス自体が差別化された存在であり、それ自体に『優位性』があると言えます。
過不足なくお客さんに100伝えることができるか?
こういった商品やサービスを販売する場合には、
・それ自体がすでに違いを生み出し ・差別化となり、優位性がある |
そのため、
・新たに違いを作り出す ・追加で差別化のポイントを作りだす |
こういった行為は、まったく不要です。
それよりもむしろ、すでに商品やサービス自体に備わっている優位性(違いや差別化のポイント)を、いかに訴求するか。
商品のポテンシャルが100という数値分あれば、それをいかに、過不足なくお客さんに100伝えることができるのか。
差別化うんぬんではなく、いかに伝えきる(語りきる)ことができるか、がより重要となります。
ひたすらうんちくを語り、啓蒙活動を続ければ…
より具体的な例で言えば、
別のよくあるご質問「オリジナル石けんを扱うネットショップの開業。アドバイスやヒントを教えて下さい。」でも紹介しましたが、
広告スペースが無限に使える独自ネットショップを開設し、自分の商品やサービスの良さ。また、既存の商品やサービスのダメさを延々と語り続ける。
よく「ドリルという商品を売りたいのであれば、穴を売る」といった例えが使われますが、
・その商品やサービスで解決できる問題 ・それを使うことによって達成できること |
について、ひたすらうんちくを語る。
出せるだけのコンテンツを拡充していき、その商品やサービスに関する啓蒙活動をひたすら続けて、その商品やサービスが欲しいという人に手を挙げもらう。
こういった方法をとることで、比較的かんたんにネットでモノを売ることができます。
美容師もサービス自体に優位性を持ったビジネス
オリジナルブランドの地酒などは分かりやすい例ですが、例えば、美容師さんなども、商品やサービス自体に優位性を持ったビジネスと言えます。
一見すると、カットやカラー、パーマといった施術はどれも同じように思えます。
しかし、実際は誰一人として同じカットやカラー、パーマといった施術にはならない。その人によって、サービスの質や満足度は異なるものです。
美容師さんのなかには
・誰にも負けない縮毛矯正のスキルを持つ人 ・10年、20年のキャリアを活かしたカラーができる人 |
などなど、その人だけにしか提供できないサービスというものがあるため、この場合も、提供する商品やサービス自体に優位性があると言えます。
当然、オリジナルの地酒や、オリジナルの石けんをネット販売する場合と同様に、広告スペースが無限に使えるブログや美容院のホームページを開設し、自分の商品やサービスの良さ(あるいは、既存の商品やサービスのダメさを延々と語り続ける)。
・その商品やサービスで解決できる問題 ・それを使うことによって達成できること |
について、ひたすらうんちくを語り、コンテンツを拡充していくことで、やはり、効果的に顧客の獲得へとつなげていくことができます。
アフィリエイトは優位性の無い商品を販売するもの
一方で、アフィリエイトの場合は、また違った販売のアプローチが必要となります。
というのも、あなたがサイト上で販売しようとしているアフィリエイトの商品やサービスは、
果たして
・唯一無二のものか、あるいは、ありふれたものなのか? ・誰でも扱えるものか、あるいはあなただけしか提供できないものか? |
と言えば、基本的には
・ありふれた商品やサービス ・誰でもあつかえる商品やサービス |
こういったケースがほとんどです。
もちろん、まれに
・広告主と直で契約を結ぶ ・専属でアフィリエイトの提携を結ぶ |
こういったケースもありますが、基本的には、
・A8.net ・バリューコマース ・アクセストレード |
といった、いわゆる大手のASPで広くアフィリエイター向けに展開されているプログラムを選ぶもの。
この場合、その他大勢のアフィリエイターも同じように扱える、それ自体に優位性の無い商品やサービスを販売することになります。
保険商品もアフィリエイト同様に優位性がない商品
これは、アフィリエイトに限った話ではなく、例えば保険商品も、それ自体に優位性の無い商品やサービスの類と言えます。
実際、大手の保険会社(例:日本生命)が販売している保険商品は、
・ニッセイの社員(おばちゃん)から保険会社(メーカー)直で入る ・保険の窓口などの、いわゆる乗り合い代理店と呼ばれるような場所から入る ・付き合いのある銀行の窓口から入る ・顧問の税理士から入る |
など、様々な販売チャネルがあり、基本的には誰から入っても商品自体に違いはありません。
こういった「商品やサービス自体に優位性が無いもの」を扱う場合、商品やサービス以外の場所で、違いや差別化のポイントを作り出していく必要があります。
例えば、保険の窓口であれば、
・ショッピングモールにある店舗へいけば、買い物ついでに気軽に相談ができる ・プル型の営業スタイルなので、強引なセールスをされることはない ・何十社もの保険会社の中から、公平な立場から様々な商品を比較できる |
といった、商品以外の部分で、違いや差別化のポイントを作り出し、保険の販売につなげています。
一方で、保険の窓口がニッセイのおばちゃんと同じやり方で、
・店舗で気軽に相談することはできない ・保険商品の選択肢は1つの保険会社しかない ・売り込みもわりと強引である |
といった販売方法を取れば、そこに存在価値は無く、わざわざ保険の窓口を通す意味は無くなるわけです。
媒体で違いを生み出し、差別化し、優位性を作る
これはアフィリエイトも同様です。
誰もが扱うことができ、決して唯一無二の商品ではない。そんな商品をアフィリエイトで販売するためには、商品以外の部分で差別化や違いを生み出す必要があります。
それができなければ、お客さんは、わざわざあなたから買う必要がありませんし、
・メーカー(公式サイト)から直で買われてしまう ・違う人のアフィリエイトサイトから買われてしまう |
こういった状態を招いてしかるべきです。
では、商品やサービス自体に優位性の無いアフィリエイトの場合は、どこで違いや差別化のポイントを作っていくのか?
その一つの答えが媒体(サイトやメルマガなど)に違いを生み出し、差別化し、媒体で優位性を作り出していくことです(むしろ、この選択肢一択になるとも言えます)。
では、媒体の優位性とは何か?
例えば、狙ったキーワードの検索結果で誰よりも上位にいること。これは媒体に違いを生み出し、優位性を生み出す最大のポイントと言えます。
仮に、検索結果の1位〜10位までが
・全く同じようなコンテンツで ・全く同じような商品やサービスを紹介している |
こういった場合、もちろん検索結果の順位が上にあるサイトのほうが、より大きな成果を残すことになります。
SEOで、より高い順位に表示されるような工夫をすること。これが、媒体(アフィリエイトサイト)の優位性を高める一つのポイントです。
サイトの切り口や訴求の仕方で媒体の優位性を作る
その他に、SEO以外の部分でいえば、アフィリエイトサイトの切り口(商品やサービスの訴求の仕方)も、媒体に違いや差別化をもたらす大きな要素です。
例えば、「脱毛」というキーワードで検索した際に1ページ目に出てくる10サイトすべてが、いわゆる脱毛サロンのランキングを単純に紹介しているだけ。
こういった場合は、セグメントを切ってあげること。年齢や性別など、別の切り口から訴求することで、違いを生み出し、優位性を生み出すことにつながります。
より具体的な例で言えば、
・男性向けの脱毛 ・男性向けの部分脱毛 |
といった切り口で、脱毛サロンを紹介するサイト作りをすれば、そこに違いを作り出すことができます。
有名なサイトで言えば、オネエの人がオネエ目線で選んだ脱毛サロンを紹介するサイトも過去には存在しました。
こうした変わった切り口でアフィリエイトの商品やサービスを紹介することで、
・そこに共感する人をひきつける ・そこに面白みを感じる人を集める ・その切り口がささりやすい属性を集める |
といったことにつながり、仮に同じ脱毛サロンへの送客であっても、そこに差別化の要因を作り出し、サイトの優位性を作り出すことができるわけです。
まとめると、アフィリエイトは紹介する商品やサービス自体に優位性がないため、商品以外のところ(例:媒体)で差別化や優位性を作り出すことが求められる。
そして、媒体で差別化や優位性を生み出すためには、SEOのスキルを上げて、狙ったキーワードでより上位に表示できるような工夫をすること。あるいは、他とは違う切り口や訴求ポイントを用いたサイト作りを心がけることが重要となります。
参考にしてみて下さい。
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