アパレルで起業。海外からアパレル商品を仕入れる個人バイヤーになりたいです。
アパレルでの起業を考えています。まずは海外からアパレル商品を仕入れる個人バイヤーになりたいです。こういった個人バイヤーにはどんな形(選択肢)がありますか?また、どんな流れで進めていけばアパレルの起業で上手くいきますか? |
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海外から仕入れる個人バイヤーとしてビジネスをしたいのであれば、日本に入っていないアパレルで日本でウケそうなものを仕入れて販売する。あるいは日本で既に売れているものを、安く仕入れてくる。大きく分けて、この2つの選択肢があります。参考にしてみて下さい。 |
大きく分けて、この2つの選択肢があります。
まず「海外からアパレル商品を仕入れる個人バイヤーになりたいです…」とのことですが、海外から仕入れる個人バイヤーとしてビジネスをしたいのであれば、
・日本に入っていないアパレルで日本でウケそうなものを仕入れて販売する ・あるいは日本で既に売れているものを、安く仕入れて販売する |
大きく分けて、この2つの選択肢があります。
個人バイヤーとしてビジネスをするなら、大きく2つの選択肢が存在する
最近であれば、BUYMAのような、既に集客が完了し、アパレル商品を買う意志を持った人々が集まる場。個人でも参加できる大きなプラットフォーム(販路)もあります。
例えば、こういったプラットフォームで上記のどちらかを行う。そうすることで、誰でもあっても個人バイヤーになれる時代です。
バイヤーになること自体は決して難しいことでは無いことをご理解下さい。
BUYMAのような、集客が完了し、個人が参加可能なプラットフォーム(販路)もある(=バイヤーになること自体は簡単)
自分のセンスが受け入れられるか、テストをする。
自分自身のセンスで勝負したい場合は、前者の「日本に入っていないアパレルで日本でウケそうなものを仕入れて販売する」という選択肢になります。
自分自身のセンスで勝負したい場合は「日本に入っていないアパレルで日本でウケそうなものを仕入れて販売する」という選択肢
この選択肢を選んだ場合、まずは、個人バイヤーとして「自分のセンスが市場に受け入れられるかどうか」。これを確かめるところからスタートです。
前述の通り、既に集客が完了し、アパレル商品を買う意志を持った人々が集まる場。既に多くの人が集まっているBUYMAのような大きなプラットフォームを利用すること。
そういった場で、日本未入荷のアパレル商品を自分のセンスで選び、仕入れて、出品してみること。
そうやって、
・果たして自分のセンスで選んだ商品は売れるのか? ・個人バイヤーとしての目利きは間違っていないか? |
を確かめていくこと。
まずはこうやってテストをしていくことが重要です。
多くの人が集まるプラットフォームでの出品を繰り返し、小さくテストを続けながら実績を積み重ねていくことで、
「個人バイヤーとして自分のセンスで勝負できるかどうか?」を見極めることができます。
自分自身の手元にリアルなデータを貯めていく。
あなたに個人バイヤーとしてのセンスがあれば、BUYMAという場で、仕入れた商品をバンバン売ることができるでしょう。
また、プラットフォーム上の評価や実績を高めつつ、自分自身のファンも作り出すことができるでしょう。
反対に、いくら自分が良いと思った商品を出品しても、なかなか売れない、市場に受け入れられない(最初は、こうなるケースがほとんどです)。
こういった場合は、個人バイヤーとして、あなた自身のセンスをもっと磨くこと。経験や実績を積むことが求められます。
この場合、まずは(後述する)「既に売れている商品」の出品と販売を繰り返すこと。
そうやって
・どういったアパレル商品が市場でウケるのか ・どういう基準でアパレル商品を選ぶべきなのか |
こういった勘やセンスを養うこと。自分自身の手元にリアルなデータを貯めていくことが求められます。
市場で既に売れているものを、安く仕入れてくる。
自分自身のセンスにはまだまだ自信が無い。
こういった場合は、後者の「日本で既に売れているものを、安く仕入れてくる」という選択肢になります。
自分自身のセンスにまだ自信が無い場合は「日本で既に売れているものを、安く仕入れてくる」という選択肢
この選択肢を選んだ場合、アパレルのセンスというよりも「いかに安く仕入れるルートを開拓できるのか」という能力が非常に重要となります。
例えば、ライバルが単純に小売から買って小売で販売する。差別化も付加価値も付けづらい転売やせどりをやっている。
こういった場合には、同様に単純な小売から小売へのビジネスを行うのではなく、仕入れルートを変えて、差別化や優位性を見出すことが重要です。
例えば、仕入先の国(現地)で行われている展示会に行く。現地まで行って、実際にコネクションを作って商品の独自仕入れルートを作る。
あるいは小売ではなく、アリババなどB2Bの市場で仕入れ業者を見つける。
などなど。末端である小売で仕入れるのではなく、メーカーや工場など、より上流で仕入れること。
そうやって独自の仕入れルートを開拓できれば、競争優位性を持って商品を販売することができます。
こういった工夫が大切です。
末端小売価格には様々な経費が上乗せされている(=小売から仕入れをすれば、必然的に仕入れ価格は高くなる)
一方で、より上流で仕入れをすれば、全く同じものが小売価格の15〜20%程度の値段で仕入れができる
データが蓄積できたら、今度は次のステップへ。
繰り返しますが、アパレルで起業を考えているのであれば、
・日本に入っていないアパレルで日本でウケそうなものを仕入れて販売する。 ・あるいは日本で既に売れているものを、安く仕入れてくる。 |
このどちらかから始めてみること。
そして、どちらのケースであっても、ある程度、経験や実績、データが蓄積することができたら、今度は次のステップへと進むことができます。
商品を仕入れ、プラットフォームで取引を重ねることによって、
「◯◯はこういった形や色が売れるのか…」 「□□という素材や、△△という形が売れやすいのか…」 「☓☓という条件が揃うと商品は売れるのか…」 |
などなど。
・ある程度売れ筋商品を見極めることができる。 ・ある程度、売れ筋商品のデータが貯まってくる。 |
こういった状態を作りだすことができます。
集客が完了しているプラットフォーム上での取引を繰り返すことで、経験値だけでなく、その後必要となる様々なデータも手にすることができる
売れ筋のアパレルをモデリング。OEMで作る。
この状態になれば、今度は既に売れているアパレル商品をモデリングしてOEMで作るという方法もあります。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、
OEMと言ってもあくまで自社ブランドを作ること。アパレル企業は原価20パーセント程度で商品を作っているところがほとんどです。しっかりと作り込みをしていけば、20万円が100万円に化けることはあります。
いきなりオリジナルの自社ブランドを作る行為は、大きく外して一気にお金が無くなってしまうリスクがあります。
経験値が浅いうちは、まずは、“既に認知が進んだ誰かのブランド”を売ることがおすすめです。
一方で、ある程度「これは売れるな」というデータが貯まった後は、そのデータや経験を活かして、自社ブランドを作り、販売していくこと。
こうすることで、単純な転売や輸入ビジネスでは考えられないような利益率にすることもできます。
参考にしてみて下さい。
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