100円均一の商品を海外eBayに出品。どうやって利益を出しているのですか?

輸出ビジネスをしていますが、ダイソーやセリアなど、100円均一の商品を海外eBayに出品しているケースをよく見かけます。手数料や送料などを加味して、どう考えても赤字になると思います。どうやって利益が出ているのか全くわかりません。あれはどういうカラクリで利益が出ているのでしょうか?

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意外とその仕組みはシンプルです。基本的には卸で買う。それだけで、十分に儲けることができます。参考にしてみて下さい。

基本的に卸で買う。それだけで十分に儲かります。

「あれはどういうカラクリで利益が出ているのでしょうか?」とのことですが、意外とその仕組みはシンプルです。

私のメンターも、過去にこうした100円均一の商品を販売していたことがあるので、よく分かりますが、

・基本的には小売ではなく、卸で買う
・圧倒的に安い価格で仕入れをする

これだけで、十分に儲けることができます。

別のよくあるご質問の中でも紹介しましたが、単純に小売から買って小売で販売する。差別化も付加価値も付けづらい転売やせどりは、あまり推奨できるものではありません。

もちろん利益もほとんど出ません。

これは今回のケースも同様です。

もちろん、

・小売(100円ショップ)で、定価100円のまま商品を買う
・仕入れた商品を、そのまま海外eBayに出品する

こういったやり方をしたところで、全く儲けを出すことはできません(むしろ、ほとんどのケースで赤字が出て終わってしまいます)。

末端小売価格には様々な経費が上乗せされている(=小売から仕入れをすれば、必然的に仕入れ価格は高くなる)

一方で、

・小売から買うのではなく卸で仕入れること
・圧倒的に安い価格でドカッと商品を仕入れること

こうするだけで、スタートの仕入れ値が100円では無くなります。

いわゆる100円ショップで売られているような商品の中には、

・原価が1円。1個売れば100円が儲かる商品
・商品の粗利が99パーセント近くになる
・ドカッと仕入れをすれば、仕入れ値10円程度になる

こういった数多く商品も存在します。

もちろん、こういった商品を卸値で買って、海外eBayで売れば、そのままの利益率が手に入るわけです。

より上流で仕入れをすれば、全く同じものが原価10円程度で仕入れできる

10円程度で仕入れたものが500円程度で売れる。

私のメンターも過去に、

・箸置きや折り紙など、日本っぽい商品を、十数円という価格で仕入れる
・それを日本好きな海外の人々に対して、500円程度で販売する

こういったビジネスを行っていました(実際、かなり売れていました)。

10円程度で仕入れたものが500円程度になるわけですから、物販のビジネスとしては、かなりエグい数字です(その後、多くの人がこのビジネスに気付いて、真似され、今では同じようなビジネスを行っている人が多くいます)。

ポイントとしては、一般的な消費者の感覚的には安いと思っている商品でも、卸の仕入れ値は、もっともっと安い可能性もあるということです。

また、ダイソーやセリアなどの100円ショップで販売されている商品は、そのほとんどが中国製。箸置きなども日本製ではありません。

商品の裏を見て、Made in Chinaとあれば、それはイコールで、既に中国で作られていることを意味するもの。

極論を言えば、そうした商品は、

・中国まで買いに行けば誰でも買える
・もちろん、小売価格よりもっと安い金額で仕入れ可能

こういったことも意味しています。

小売ではなく卸で買う。これが100円均一の商品を海外eBayに出品して儲けを出すカラクリです。

参考にしてみて下さい。

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2015-09-22 | Posted in eBay, せどり, 中国輸入, 儲かる, 転売, 輸入, 輸出Comments Closed