せどりで一攫千金を狙う方法が知りたい。CDやゲーム、家電を扱えば稼ぐ金額は増える？

「せどりで一攫千金を狙う方法が知りたいです」とのことですが、ざっくばらんな話をしてしまえば、せどりで一攫千金というのは、あまり現実的な話とは言えません。

こうした価値ある商品にたどり着くことができれば、思い切り値段が跳ね上がって、大きな価格差を手にできるかもしれません。

しかし、仮に運良くそういった商品に巡り会えたとして、それを継続できるかどうかといえば、やはり相当なスキルが必要になります。その道のプロで無い限り、なかなか現実的な話ではありません。

また「例えば古本ではなく、CDやゲーム、家電などの商品を扱えば稼ぐ金額は増えるでしょうか」とのことですが、仮に取り扱う商品を変えても稼げる額はそれほど変わりません。せどりをする限り、ある程度限界があることをご理解下さい。

せどりというのは言ってしまえば宝探しのようなものです。特に足を使って商品仕入れを行うせどりは、日本全国をまわり、全国の宝の地図を自分で作っていく感覚に近いものがあります。

「なんでも鑑定団」という、素人が持っている骨董品などを専門家が鑑定し値段付けをするテレビ番組があります。

あの番組を見ていても、ごく稀に数十〜数百万円の値がつく、まさにお宝が登場します。せどりで稼ぐ、一攫千金を狙うというのはまさにあの番組と同じです。

もちろん、100円で仕入れたものが2〜3万円。時には5〜6万円に跳ね上がることもあります。そういった商品を10個でも仕入れることができれば50〜60万円を稼ぐことができるわけです。

ただし、そういった商品が継続的に見つかるか？と言えば、そんなことはありません。実際「なんでも鑑定団」でも、鑑定にかかるお宝候補のほとんどは買った値段よりはるかに低い鑑定価格。ゴミ同然のガラクタばかりです。

たしかに、せどりのノウハウを教える塾や教材、コンサルのセールスレターには「これだけ儲かります！」というような商品が多数書かれています。実際、価格差もかなりあります。

しかし、ではそういった商品が大量にあるかと言えば全くそんなことはありません。あくまでそれらは「その時たまたま価格差が出たレアケース」だったりするのです。

19世紀にアメリカで起きたゴールドラッシュ。この時に「一番儲けたのは金鉱を掘った人ではなく、彼らにつるはしを売った人たち」、という有名な話があります。いつの時代も儲かる人は「金鉱を掘るのではなく、つるはしを売ってる人」です。

せどりに関しては確かに、一部の人が黎明期（ゴールドラッシュ時）にプレイヤーとして儲かったのかもしれません。しかし、その後プレイヤーが増加することによって、陳腐な方法論はどんどん飽和しています。

実際、せどり自体よりも

など、せどりはプレイヤーよりも周辺ビジネスを展開する会社のほうが儲かっているのが実態です。

果たしてせどりで一攫千金を狙えるのか。それとも一攫千金を狙いに来た人にサービスを提供して儲けるのか。どちらが儲かっているかは明白です。

「せどりで月10万円単位を稼ぐためには古本せどりじゃダメでしょうか。例えば古本ではなく、CDやゲーム、家電などの商品を扱えば稼ぐ金額は増えるでしょうか。せどりで一攫千金を狙う方法が知りたいです」とのことですが、稼げるネットビジネスは決してせどりだけではありません。

まずは「せどりの中でどうにかしよう」という枠組みの中から出て、ビジネスを再構築すること。しかるべき人に教わって、しかるべき方法で稼ぎの額を伸ばすことが重要です。

どうでも良い情報に踊らされて、わざわざ難しいことを選ぶ必要はありません。この辺りを正しく見極めることも非常に重要です。参考にしてみて下さい。

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