糸井重里さんや大貫卓也さんようなコピーライティングでネットで商品を販売できる?
糸井重里さんの『おいしい生活』や大貫卓也さんの『プール冷えてます』のようなコピーライティングができれば、ネットで商品を販売することが出来ますか? |
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ネットで物を売りたい場合は、いくらファッションコピーを書いても永遠に売れない。ファッションコピーでは、お客さんにメッセージを伝えきることはできないことを、ご理解下さい。参考にしてみて下さい。 |
キャッチコピーはファッションコピーの分野です。
「糸井重里さんの『おいしい生活』や大貫卓也さんの『プール冷えてます』のようなコピーライティングができれば、ネットで商品を販売することが出来ますか?」とのことですが、
ああいったワンフレーズのキャッチコピーは、いわゆるファッションコピーの分野。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、いわゆるファッションコピーの類は、大企業がイメージアップするためや、ポスターなどをまとめるために作るもの。もちろん、有名なコピーライターのようなファッションコピーを書いても、売上アップにつながるかと言えば、全くそんなことはありません。
コピーの質が売上に大きく寄与することは無い。
「コピーライティング」という言葉は、かなり広い意味があるため、中には「コピーライティング=いわゆる糸井重里さんのような人」といったイメージを抱く人もいるかもしれません。
しかし、そもそもファッションコピーと商品を売るためのセールスコピーとは、全く違うジャンル。求められる要素も、それがもたらす効果も全く異なります。
例えば、糸井重里さんの「おいしい生活」というキャッチコピーは非常に有名です。ただし、こういったキャッチコピーを書くことで、
・何かの商品が売れるようになる。 ・キャッチコピーの質が売上に大きく寄与する。 |
こういったことはあり得ません。
ファッションコピーを書いても永遠に売れない。
また、大貫卓也さんが書いた、としまえんの「プール冷えてます」という有名なキャッチコピーも同様です。
これも、このコピーを書かなければ売上が下がるかといえば、下がらない可能性のほうが高い。売上が上がるとすれば、それはコピーうんぬんではなく、マス広告の力によるところ。
確かにキャッチコピーが面白いことで、行ってみようかなという動機付けにはなるかもしれません。しかし、それはあくまで限られた効果。そのコピーのクオリティうんぬんで、多くの人がとしまえんのチケットを購入するとはならないわけです。
ああいったファッションコピーは、
・あくまでクライアントを満足させるもの。 ・企業イメージをアップさせるために作るもの。 |
こういったものに過ぎません。
ネットで物を売りたい場合は、いくらファッションコピーを書いても永遠に売れない。ファッションコピーでは、お客さんにメッセージを伝えきることはできないことを、ご理解下さい。
参考にしてみて下さい。
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