転売ビジネスは、いかに安く商品を仕入れられるかがポイントですか?
副業としてこれからAmazon輸出転売にチャレンジしたいと思っています。色々と調べていく中で、転売ビジネスで稼ぐにはライバルに負けないために、いかに安く商品を仕入れることができるかがポイントだと思います。この考え方で間違っていませんか? |
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確かにいかに安く仕入れるかは、転売やせどりというビジネスにおいて稼ぐ一つの方法です。しかし、個人でビジネスを行う場合は「いかに安く商品を仕入れることができるか」だけでなく「いかに付加価値を付けて、高く商品を販売することができるのか」を考えること。これが非常に重要です。参考にしてみて下さい。 |
いかに安く仕入れるか?は一つの方法ですが…。
「色々と調べていく中で、転売ビジネスで稼ぐにはライバルに負けないために、いかに安く商品を仕入れることができるかがポイントだと思います。…」とのことですが、確かにいかに安く仕入れるかは、転売やせどりというビジネスにおいて稼ぐ一つの方法です。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、事業レベルで転売やせどりを行う。オリジナルの販路を持ち、豊富な資金をベースに販路を一括で購入してしまう。そうやって規模の経済を働かせて、1回あたりの仕入れコストを下げる。こうしたやり方もあります。
ただし、これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、仕入れの際に規模の経済を働かせることを踏まえると、せどりや転売というビジネス自体、原則として大企業に有利なビジネスモデルです。安く買って販売する。これだけで勝負しようと思ったら、個人のせどりプレイヤーがAmazonに勝てるはずがありません
安く仕入れる、という戦略は個人でやろうと思えば圧倒的に不利。
・10個買うよりも100個買うほうが仕入れコストは安くなる。 ・100個買うよりも1,000個買うほうが安くなる。 ・1,000個買うよりも、1万個。1万個買うよりも10万個買うほうが安くなる。 |
これが商売の原則です。繰り返しますが、このやり方で勝負しても、資金力があって規模の経済を働かせることのできる大企業やAmazonに敵いません。
いかに付加価値を付け、高く販売できるのか?
ですから、個人でやる場合は「いかに安く商品を仕入れることができるか」だけでなく「いかに付加価値を付けて、高く商品を販売することができるのか」を考えることが非常に重要です。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、すすだらけで誰が見てもカッコ悪いと思うアルミホイールを、ピカピカに洗浄して新古品くらいまでのコンディションに上げる。その後、アルミホイールに大きな利益を乗せて売る。
これも一つの付加価値の付け方です。
また、調理師であれば調理師という目線からオススメできるフライパン、キッチン用品に特化した物販を行う。調理師の知識を活かして、付加価値をつけ、ライバルよりも高く売れる(利幅が大きくなる)販売方法をとってみる
こうやって自分の経験と商品をリンクさせて付加価値をつけるのも一つです。
あるいは、市場を選ぶ際にトレカやカメラのように熱中しているマニアがいる市場を選ぶ。高く買ってくれるユーザーが多くいる市場を選ぶ、これも効果的です。
実際、多くの転売やせどりプレイヤーが「いかに安く商品を仕入れることができるか」だけに固執してしまっています。しかし、そうではなく「いかに付加価値を付けて、高く商品を販売することができるのか」。この点を徹底的に工夫すること。これが非常に重要です。参考にしてみて下さい。
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