米国Amazon輸出。アニメやガンプラが売れると本には紹介されていますが本当ですか?
これから副業でAmazon輸出を始める予定です。基本的な流れとしては日本のAmazonで仕入れた商品を米Amazonで輸出するというもの。FBA経由か無在庫出品です。米国向けのAmazon輸出を紹介する書籍には、取り扱う商品としてアニメの関連グッズやガンプラなど、いわゆるオタク向けの商品が利益が出やすいと紹介されています。ただ、こういった形で紹介されている時点であまり価格差は生まれないのでは?また、たくさんの出品者がいれば、そもそも自分の商品が売れづらくなるのでは?などなど懸念材料がいくつかあります。私が心配し過ぎなのでしょうか?アドバイスお願いします。 |
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基本的には本というパブリックな場で紹介された時点で、商品が売れなくなる。利益が出なくなるのは転売やせどりというビジネスの特徴です。答えをそのまま使うのではなく、周辺商品、関連商品を狙っていくのがオススメです。参考にしてみて下さい。 |
パブリックな場で発表した瞬間に儲からない商品。
「などなど懸念材料がいくつかあります。私が心配し過ぎなのでしょうか?」とのことですが、素晴らしく鋭い思考をお持ちの方だと思います。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、せどりや転売で儲かる商品というのは、ウェブサイトなどパブリックな(公の)場で発表した瞬間に儲からない商品になります。
「米国向けのAmazon輸出を紹介する書籍には…」とのことですが、その手のガイドブックやビジネス書は全国の書店やAmazonでも購入できます。つまりパブリックな(公の)場で発表された情報と言えます。
・あなたと同様にアニメの関連グッズやガンプラがイケると思う人が大勢いる。 ・同様のやり方でFBA経由や無在庫出品で、大勢が同じ商品を出品する。 ・差別化要因が価格しかない。値下げ合戦や価格競争になる。利益は出づらい。 |
こういった状況になることが予想されます。
問題は需要と供給のバランスが完全に壊れてしまうこと。
ガイドブックやビジネス書にアニメの関連グッズやガンプラが売れると紹介されることにより、供給が特定の商品に集中します。一方で需要はさほど変わらない。当たり前ですが、供給過多で、商品は売りづらくなります。
ここでは発想の転換が重要。重要なのは使い方です。
ここでは発想の転換が重要。重要なのは使い方。
という話をしました。これは今回のケースでも同様です。
ガイドブックやビジネス書で紹介されたアニメの関連グッズやガンプラがイケるという、何百〜何千もの人が手にしている同じ答えを、そのまま使う。普通の人はそうやって答えを導き出そうとしますが、これでは稼ぐことはできません。その答えからは、価格差が出て儲かる商品は見つかりません。
一方で、そのままリストの商品を仕入れるのではなく、
・商品リストから派生させること。 ・それらのリストの周辺商品や関連商品を狙うこと。 |
こうすることで、未だ多くの人が手にしていない答えを手にできる。価格差があってよく売れる商品を見つけることができます。
具体的には、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、縦堀、横堀、時間軸といったリサーチ方法(概念)を使い、商品候補を探していくのがオススメです。
例えば、ガンプラが売れるのであれば、プラモデル用の筆やニッパー、エアブラシといった商品を狙うことで、多くの人が気付いていない答えを手にして稼ぐことができます。
また、アニメの関連グッズというのはやや抽象的ですが、日本のアニメで流行っているもの。それらの周辺市場、関連グッズを全て網羅していくこと。特に日本でしか開催されないイベントのノベルティなどは狙い目だったりします。
・パブリックな場で売れると発表されたものは売れない。 ・その答えを直接使うのではなく、あくまでヒントとして使うこと。 |
これがポイントです。
参考にしてみて下さい。
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