せどりや転売でAmazonのFBAを使うと手数料が高い。どうやって利益を出してるの?
せどりでも転売でもAmazonのFBAを使うと手数料が結構かかります。確かにラクかもしれませんが手数料を加味するとほとんど利益が出ないように思います。どのように利益を出しているのでしょうか。普通に月10万円くらいいくのでしょうか? |
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たとえその手数料を支払っても、それを上回って余りあるような利益が出る商品を販売すること。そうすれば手数料が気になるレベルでは無くなります。 |
手数料が気にならないレベルの利益で商品を売る。
「せどりでも転売でもAmazonのFBAを使うと手数料が結構かかります。確かにラクかもしれませんが手数料を加味するとほとんど利益が出ないように思います…」とのことですが、確かにFBAは手数料がかかります。またその金額は決して安いものでもありません。
しかし、たとえその手数料を加味しても、それを上回って余りあるような利益が出る商品を販売すれば、手数料が気になるレベルでは無くなります。
「普通に月10万円くらいいくのでしょうか?」とのことですが、月10万円どころか私の関連会社だけで言っても月2,000〜3,000万円を販売しています。しかるべきものを、しかるべき方法で出す。しかるべき商品を作って売れば、もちろん充分に狙える金額と言えます。
ビジネスの常識的に考えて破格の安さと言えます。
・プラットフォームとして集客力やブランド力、信頼性の高いAmazonが使える。 ・受注処理、ピッキング、梱包、出荷、配送や返品に関するカスタマーサービスまでを外注できる。 |
これら全てを8〜10パーセントの手数料内でやってもらえると考えれば、FBAの手数料は安いものです。例えば月に2,000万円を売れば、手数料はおおよそ月額200万円。では、200万円を使って自社で人を雇い、場を作り出し、上記のような作業を行えるかと言えば、なかなか出来ない部分も多くあります。
また、この8〜10パーセントの中には広告費も含まれるわけです。純粋に広告費として考えただけでも、月額200万円で月2,000万円の売上を作り出す。広告費が売上のわずか10パーセントだけというのは、ビジネスの常識的に考えると破格の安さと言えます。
薄利のビジネスでFBAは、利益の確保が難しい。
Amazonに限らず、プラットフォームの本来の使い方は、
・広告費が大幅に削減できる。 ・人件費も大幅に削減できる。 ・それら全てをAmazonが代行してくれる。 |
こういったメリットを得ることです。
ここにFBAを使う価値があるとも言えます。もちろん、私の関連会社の場合は
・単純なせどりや転売ではなく、オリジナル商品を取り扱うこと。 ・利益率の高い商品を取り扱うことで手数料を加味しても、それを上回って余りあるような利益を出すことができる。 ・FBAの手数料が気になるレベルでは無くなる。 |
といったレベルでビジネスをすることができています。
そもそも、誰が提唱し始めたのか分かりませんが、単純に価格差を埋めるだけの転売やせどり、しかも薄利しか取れないビジネスでFBAを使っていては、なかなか利益を確保するのは難しくなります。
・1万円の商品を売って300円しか儲からない商品を出品すれば大赤字です。 ・一方で、1万円の商品を売って9,000円が儲かるのであればFBAを使わない理由は無くなります。 |
AmazonやFBAをフル活用できるモデルにする。
例えば、私の関連会社が取り扱っている、オリジナル商品はまさに1個1万円で売って9,000円ほどの利益が出ます。例えばここに8〜10パーセントで800〜1,000円の手数料がかかったとしても、利益は8,000〜8,200円は残るわけです。当然ですが、AmazonやFBAをフル活用するべきだとわかります。
一方で、いわゆるせどりの場合。10万円で量販店から仕入れた家電が、売値10万2,000円だとします。ここに8パーセントの手数料がかかれば、手数料だけで8,000円。2,000円の利益に対して8,000円の手数料ですから、1商品売る度に6,000円の赤字です。当然、ビジネスとして成立しません。
FBAの使用に限った話ではありませんが、やはり薄利のビジネスを続ける限り、なかなか稼ぎの額を大きくすることはできません。また、FBAのような便利なサービスをフル活用してビジネスを伸ばすこともできません。
購入者リスト集めなら薄利商品を売る価値がある。
ただし、一つ裏ワザがあるとすれば、
・たとえ薄利であってもフロントエンド(顧客リスト集め)の商品として使うこと。 ・薄利でも回転率の高い商品を売ることで購入者リストを作るために使うこと。 |
こういった方法であれば、薄利の商品を売る価値があります。
薄利(や赤字)であっても、そこからクローズドな関係性を築く。フロントエンドの赤字分をカバーするほど、バックエンドの商品を購入してもらう。あるいはリピート購入してもらう。
そうすることで中長期的に見て、ビジネスを成立させることもできます。
追記:「せどりとは?初心者必読の入門講座」というページでの中でも、せどりでやっちゃダメなことや注意点、正しい稼ぎ方を紹介しています。
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