素材として仕入れているネットショップから卸値で売って欲しいと思っています。

あるネットショップで売っている商品を素材と仕入れ、加工して別の商品にして自分のネットショップで販売するというビジネスをしています。仕入先にしているネットショップには、素材として仕入れて加工して販売している旨は伝えていません。ただ何度もそこから買っているため、向こうもおそらく気付いていると思います。これから販売数も増えるため、できれば卸値で売って欲しいと思っているのですが、この場合、卸してもらえないか?と普通に交渉できるものなのでしょうか。許可をとらずに加工して販売していたため、やや後ろめたい気持ちもあります。アドバイスお願いします。

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今、やっているビジネスを仕入先にしっかり伝えて価格交渉すること。ポイントとしては具体的な数字を提示してあげることです。参考にしてみて下さい。

やっているビジネスの内容を仕入先にも伝える。

「許可をとらずに加工して販売していたため、やや後ろめたい気持ちもあります…」とのことですが、素材として買っているわけですから、決して悪いことをしているわけではありません。後ろめたい気持ちになることもないと思います。

・現在、素材の仕入先として商品を買っていること。
・その素材を加工して、□□という商売をしている。今後も継続したい。
・今後は具体的に◯◯個買って行きたいので、仕入れ値を下げたい。

こういった旨をしっかり伝えて価格交渉して全く問題ありません。

ポイントとしては具体的な数字を提示してあげることです。

価格交渉は具体的な数字を入れて交渉すること。

相手も「いきなり安くして欲しい」と言われても、なかなか難しいもの。この場合も例えば

・素材として仕入れているのは、御社からだけです。
・1,000円で仕入れたものを加工して、2,000円で販売して1個1,000円の儲けです。
・月にだいたい10個くらい売れるので、1万円が全体的な儲け。御社からの仕入れは1,000×10個で1万円です。
・ここから、もうちょっと儲けを増やしたいと思っているため、1,000円で仕入れているものを500円にできないか。
・500円で仕入れられれば、広告費をかけられるので、トータルで買う量は変わららない。あるいは、もっと増やせるかもしれない

例えば、こういった具合に具体的な数字を入れて交渉することです。数字が入るだけで交渉はかなりスムーズに進みます。

相手のメリットも考えた上で数字を提示すること。

仕入先のネットショップとしても、あくまで素材として買ってもらって、それを加工して(付加価値をつけて)販売されている。この状況で決して嫌な気持ちはしていないものです。

具体的な数字を入れつつ丁寧に交渉してあげること。それだけで狙った仕入れコストに近づけることができます。

ネットショップを運営している人の中にも、仕入先に価格交渉を試みる人が多くいます。しかし、その多くが単に「もっと安く買えないか?」というもの。具体的な数字が入っていない場合がほとんどです。抽象的な話をされると、相手側もかなり困ります。

しっかりと相手のメリットも考えて数字を提示すること。交渉材料と用意してあげるのがポイントです。参考にしてみて下さい。

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2015-08-07 | Posted in ネットショップComments Closed