情報商材のセールスレターはなぜ縦に長いのですか?長くなければ売れないのですか?
ネットビジネスの業界でよく販売されている、いわゆる情報商材の類は、そのセールスレターやランディングページが異常なほどに長いように感じます。どうしてあそこまでの長さが必要なのでしょうか?長くなければ売れないのですか? |
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情報商材の多くは訳の分からないものを売っているため。それを説明しなければいけないからこそ、ああいった縦に長いセールスレターになります。また、下手な人もセールスレターのパターンを全て埋めなければならないからと長々とレターを書いてしまいがちです。参考にしてみて下さい。 |
訳の分からないものを売っているため説明が要る。
「どうしてあそこまでの長さが必要なのでしょうか?…」とのことですが、長くなる理由は単純です。
情報商材の多くは訳の分からないものを売っているため。それを説明しなければいけないからこそ、ああいった縦に長いセールスレターになります。
また「長くなければ売れないのですか?」とのことですが、実際、長くなければ売れないのも事実です。
・情報商材というのものは、基本的に訳の分からないもの。 ・認知されていないものを短時間で認知させる必要がある。 ・しっかりと長さを出して説明しない限り、買ってもらえない。 |
こういった背景から、情報商材系のセールスレターは異常なほどに長くなる傾向にあります。
トマトと産業用の太陽光発電を買う時の違い。
これはオフラインの商売に置き換えてみると、よく分かるかもしれません。
例えば、スーパーでトマトを購入する場合。トマトというのは、誰もが認知しているもの。値段も安いため説明は不要。購入を判断するまでに時間はかかりません。
一方で、産業用の太陽光発電を買おうと思えば、専門的な知識が必要なもの。値段もそれなりにするため、詳しい営業マンから1〜2時間かけて説明を受けないと、なかなか判断できないものです(1〜2時間の説明でもその全てを理解することができない時もあります)。
さらに、これが「ファイナンスを組み合わせた何とかスキームで産業用の太陽光発電を買う」となれば、訳の分からない度合いは増し、値段も高くなる。とても1〜2時間で理解して購入はできないもの。詳しい営業マンから3回くらい説明を聞かないと理解できないものです。
これは訳の分からないもの、認知されてない情報商材を販売する場合も一緒です。
・訳の分からないものを売っているため。 ・それを説明しなければいけないからこそ。 |
ああいった縦に長いセールスレターになります。
パターンにこだわり、要素を埋めなければと…。
その他にセールスレターが長くなってしまう理由として
・セールスレターを書くのが上手くない人たちはパターンで書きたがる。 ・PASONA(パソナ)やQUEST(クエスト)といった型にこだわり過ぎる。 ・要素を全て埋めなければならないと思う。 |
こういった理由から、無駄にセールスレターが長くなることは考えられます。
しかし、実際はPASONA(パソナ)やQUEST(クエスト)もあくまで一例。もちろん型通り全ての要素を埋めなくて良いものもあります。
もっと言ってしまえば、
・セールスレターに至るまでのメルマガが長い。 ・メルマガでしっかりと説明が終わっている。 |
こういった状況を作り出すことができれば、パターンうんぬんの前に、そもそも長いセールスレターというものは不要です。
パターンや穴埋め、パクりでコンテンツを作ると。
また、これはセールスレターに限った話ではありません。
効果的なストーリーテリングをする際に、クリストファー・ボグラーの『神話の法則』を参考にする人は多くいます。しかし、神話の法則で紹介されるストーリーテリングの要素でさえも
・ストーリーによっては要らないプロットもある。 ・ストーリーによっては不必要なキャラクターも山のようにいる。 |
もちろん、全ての要素を使わなければいけないわけではありません。
ただし、セールスレターもストーリーテリングも
・下手くそな人は全ての要素を使わなければならないと思い込む。 ・パターンや穴埋め、パクりでそういったコンテンツを作ると往々にしてそうなる。 |
こういった特徴があります。
そのため、無駄に長いセールスレターやストーリーが出来上がるとも言えます。参考にしてみて下さい。
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