ネットショップ。どうすれば毎日たくさんの注文が入るようになるのかが分かりません。
最近、ネットショップを立ち上げました。なんとか売上ゼロは免れて、ちょぼちょぼとですが注文が入るようになりました。ただ、ここからどうしたら毎日たくさんの注文が入るようになるのかが分かりません。この状態から売上をアップさせていくには、どういった方法が考えられますか? |
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こういった状況で悲観的になり過ぎることはありません。特に、作ったばかりのネットショップです。ここからいくらでも売上を伸ばしていくことは可能だと言えます。参考にしてみて下さい。 |
ゼロ→1をクリアしていれば、後はいくらでも…。
「この状態から売上をアップさせていくには、どういった方法が考えられますか?」とのことですが、ネットショップに限らず、ネットビジネスではゼロ→1をクリアするのは、かなり難しいこと。
難易度的に言っても、
・既に1円以上売上が上がっている。あるいは既に1件以上は成約が出ている状態から、それを伸ばしていくこと。 ・一方で、売上ゼロや成約数ゼロの状態から、売上を1円以上、成約を1件以上出していくこと。 |
両者を比較した場合、後者のほうが、圧倒的にその難易度も高くなります。
「なんとか売上ゼロは免れて、ちょぼちょぼとですが注文が入るようになりました…」とのことですから、そういう意味で、
・全くのゼロではなく、僅かばかりでも成果が出ている。 ・既にゼロ→1の状態をクリアしている。 |
こういった状況で悲観的になり過ぎることはありません。
特に、作ったばかりのネットショップです。ここからいくらでも売上を伸ばしていくことは可能だと言えます。
返金してでもヒアリングの場を作る。生の声を。
ここから売上アップのヒントを掴みたい。こういった場合に有効なのが、自社の商品を買ってくれた人にヒアリングをしていくことです。これだけでも、かなり見えてくるものがあります。
もし、私がネットショップを立ち上げたばかりの同じ立場にいる。こうした場合は、買ってくれた人に対して返金してでもヒアリングの場を作る。生の声を聞いていくということを必ず行います。
「なぜ商品を買ってくれたのか。何が一番琴線に触れたのか?」 「どこで自社のネットショップを見つけてくれたのか?どういう経路でたどり着いたのか? 「今回買った商品以外に他にどんな商品があったら買いたいと思うのか?」 |
こういったことを丁寧にヒアリングしていくこと。こうすることで、
・今後、どの部分に経営資源を投下していけば良いかが分かる。 ・どの訴求を全面に出していけば良いのか分かる。 ・どんな商品やサービスでクロスセルやリピート購入につなげていけば良いかが分かる。 |
こういったことにつながっていきます。
また、ヒアリングを通じて買ってくれた人に共通点や属性が見えれば、そうしたターゲットに広告を打つこともできるようになります。
買ってくれたお客さんに対して直接電話すること。
買ってくれたお客さんに対して、直接電話する。このことに抵抗感を感じる人もいます。ただし、基本的には絶対に行うべきこと。特に立ち上げ当初のネットショップであれば、非常に重要な行為です。
・ユーザーも買った後に、店舗から電話がかかってくることは悪く思わない。 ・「◯◯に届けます」といった連絡は、むしろ親切丁寧だと思うもの。 ・併せて簡単なヒアリングをされても嫌な気はしないもの。 |
ポイントとしては、ネットショップ運営をあまり機械的にやらないほうが良いということです。これはネットショップに限らず、どんなネットビジネスにも言えることですが、
・ネットショップやウェブ上の媒体を自動販売機だと思っている。 ・自動で機械的に売上が上がっていくことこそ美しいと思っている。 |
ただし、これは大きな間違いです。ネットショップやウェブ上の媒体を自動販売機だと思っている限り、売上は大きく伸ばしていくことはできません。
アナログな要素を加えてお客さんと直接やり取り。
一方で、アナログな要素を加えてお客さんと直接やり取りをする。お客さんと接触するだけで、ネットショップの売上をあげるヒントはいくらでも見てくるものです。
これは別のよくあるご質問でも紹介しましたが、実際にお客さんを目の前にして売ってみること。実際のエンドユーザーやターゲット顧客に接触しながら、手応えやフィードバックを得つつビジネスを構築していくことが、非常に重要です。
また、何か仮説を立てる場合も、勝手な妄想ではなく、実際にターゲットに接触してみるということ。その中で情報収集する。そうやって、仮説を立てること。こういったアプローチが非常に効果的です。
お客さんとの接触面を増やせば、それだけで競争優位性を出すこともできます(こうした要素を踏まえると、コミュ障の人はなかなか難しい部分があります)。
参考にしてみて下さい。
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