転売ビジネスがライバルの参入ですぐに利益が出なくなる。どう利益を確保すれば良い?

転売ビジネスをしていますが、なかなか上手く稼ぐことができません。ブランド品を集客力のある媒体やプラットフォームに登録しますが、すぐにライバルが参入してきて利益が出なくなってしまいます。こういう場合、どのように利益を確保すれば良いのでしょうか?

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プラットフォーム上の評価を高めたり、実績を伸ばすこと。ライバルには無い自分だけの付加価値を付けること。また、しっかりとした商品リサーチの型を手にして、ライバルたちが追随してくる前に、利益の大きな新しい商品を販売(登録)し続けることがポイントです。

せどりや転売ビジネスは、差別化しにくいもの。

ビジネスの本質はブランディングすること、差別化していくことにあります。

一方で、せどりや転売は原則として皆が同じ商品を取り扱うモデルです。

・そのため、ブランディングや差別化という点では、その難易度は高い。
・同じ商品を売るため、付加価値で差別化もしづらい。
・価格競争や値下げ競争にも陥りやすく、利幅はどんどん少なくなってしまう。

せどりや転売というビジネスを選ぶ以上、こういったデメリットは避けて通ることができません。

実際に、誰でも取り扱えるブランド品を集客力のあるプラットフォームで販売してみるとすぐに実感します。あっという間にライバルたちに同じ商品を出品(追随)され、一気に価格は下がり、利益も出なくなってしまいます。

プラットフォームの販売実績や高評価レビュー。

こういった状況を踏まえたうえで差別化するポイントはいくつかあります。一つはそのプラットフォームにおける販売実績や高評価のレビュー数が多いことです。

たとえ同じものを販売していて、しかも多少値段が高い場合でも、レビューが高くて販売実績も多い。そういう安心して取引できる人から、お客さんはモノを買いたいと思うものです。

もちろんプラットフォーム上の評価を高めたり、実績を伸ばすことは一朝一夕に出来るものではありません。ただし、それだけに差別化のポイントにもなり得ると言えます。

ライバルに無い自分だけの付加価値を付けること。

また、ライバルには無い自分だけの付加価値を付けることも差別化を図るポイントです。例えば、ライバルには無い自分だけの商品説明。自分自身が思うその商品に対する思い入れを語ることも一つです。

その他にも使い方のノウハウをまとめて付加価値として付ける方法もあります。

別のよくあるご質問でも紹介しましたが、調理師であれば調理師という目線からオススメできるフライパン、キッチン用品に特化した物販や転売を行う。調理師の知識を活かして、付加価値をつけ、ライバルよりも高く売れる(利幅が大きくなる)販売方法をとってみる、といったことができます。

例えば同じダイソンの商品を売る場合も、

・ペットがいる家庭に向けて「ペットが喜ぶダイソンの使い方」といった冊子を付ける
・自分自身の知識やバックグラウンドを活かして独自の付加価値を付ける。

これだけで同じ商品を販売するライバルとの差別化につながります。

常に自分だけの商品を生み出し、登録し続ける。

ただし、プラットフォーム上では、こうした手法も差別化の要因として弱いのが正直なところです。基本的には安い方が売れるため、せどりや転売というビジネスを行う以上、なかなかデフレの流れをとめることはできません。

この壁を乗り越えていくためにも、やはり、せどりや転売では縦堀、横堀、時間軸といったリサーチ方法(概念)をベースに、常に自分だけの商品を生み出し続ける(登録し続ける)ことが効果的です。

売れ筋の一つの商品(キーワード)を基軸として縦堀、横堀で派生商品を見つけていく。その上で候補となる商品を見つける。徹底的に掘り切って、派生商品・関連商品を網羅する。

こうしたリサーチ方法を取ることで、

・漏れなく全商品(キーワード)を網羅し、まだ見ぬ「価格差が出て、売れるかもしれない商品候補」を見つけることができる。
・ライバルたちが追随してくる前に、利益の大きな新しい商品を次々と販売(登録)し続けることができる。

といったことにつながります。

また、集客力やブランド力のあるプラットフォームをあくまで、お客さんと最初に出会えるフロント(入口)として割りきって使うこと。そこで出会ったお客さんとプラットフォームを介さないクローズドな関係に持ち込む努力をする。

これもプラットフォームで壁を乗り越えていくポイントです。参考にしてみて下さい。

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2015-07-02 | Posted in せどり, 稼ぐ, 転売Comments Closed