不要品販売で蔵書がAmazonで利益7万円に。この流れで古本せどりを考えています。
副業を考えている中で、まずは不要品ということで家にあった蔵書をAmazonに出品しました。予想外に売れ行きも好調で2週間で7万円ほどの利益になりました。味をしめたので本格的に古本せどりをやろうと考えています。とりあえず古本屋やブックオフに仕入れに行こうと思っています。何かアドバイスがあれば教えて下さい。 |
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古本せどりと不要品販売は全くの別物です。同じように考えて利益の出せるビジネスモデルではありませんので注意が必要です。参考にしてみて下さい。 |
古本せどりと不要品販売は、全く別のモデルです。
「味をしめたので本格的に古本せどりをやろうと、数少ないブックオフや古本屋にいくも…」とのことですが、古本せどりと不要品販売は全くの別物です。同じように考えて利益の出せるビジネスモデルではありませんので注意が必要です。
「まずは不要品ということで家にあった蔵書をAmazonに出品しました。予想外に売れ行きも好調で2週間で7万円ほどの利益になりました…」とのことですが、この不要品販売は、そもそも不要品という原価ゼロ円のものを売っているため、2週間で7万円という利益を出すことができます。
一方で、この7万円を例えばせどりで稼ごうと思えば
・利益率20パーセントであれば、売上で35万円必要です。 ・35万円の売上で7万円の利益ですから、仕入れは最低限28万円分必要です。 |
もちろん、2ヶ月で回すなど資金繰りなどを考慮するとその倍、56万円程度は軍資金として欲しいところです。
勘違いの横展開は利益を出す再現性がありません。
・原価ゼロの不要品を7万円で売って7万円の利益を出すこと。 ・28万円の仕入れをして35万円で売り、資金繰りを考慮しながら7万円の利益を出すこと。 |
両者には大きな違いがあること。不要品販売の延長ではせどりで7万円の利益を出すことはできないこと。この事実をご理解下さい。
自分自身が利益が出たモデルを、勘違いして横展開をしてしまえば、当然そこには利益を出す再現性はありません。また、誤った仕入れをすることで、大きな赤字になってしまうリスクもはらんでいると言えます。
仮に横展開する場合でも、
・小さいながらも不要品販売で売れた本のデータベースを持つことができている。 ・これを活かして、同様の書籍を知人から買い取る。あるは直接ネットで「この蔵書を譲って欲しい」と仕入れる。 |
こういったアプローチのほうが、より賢明です。「とりあえず古本屋やブックオフに仕入れに行こうと思っています…」とのことですが、漫然と古本屋やブックオフに仕入れに行くことは得策と言えません。
利益の出る古本は仕入れ値が高騰してる可能性も。
ただし、仮にこの横展開をする場合でも、
・7万円分の利益が出せる古本は仕入れ値が高騰している可能性も考えられます。 ・また古本せどりで35万円分の売上を上げるには、かなりの量の仕入れが必要だということ。 |
この辺りもしっかりと考慮して仕入れや販売を考える必要があります。
基本的な考え方として、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、個人がせどりで稼ぐ(稼ぎ続ける)には、かなりの量の経験や知識、頭の中のデータベースが必須であること。また、儲かるかどうかは、その人の根性や、どれくらい根気強く続けられるかによる、ということをご理解下さい。
不要品販売を始めたばかりのネットビジネスの超初心者が明日から始めて、いきなり稼げるかというと、なかなかそんなに甘い話ではありません。参考にしてみて下さい。
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