家電せどり。在庫処分を上手く嗅ぎ分けて安く仕入れる。それを売って稼げるって本当?
家電せどりをしていますが、なかなかコンスタントに稼ぎ続けることができていません。上手い人は在庫処分などのタイミングを上手く嗅ぎ分けて安く仕入れて、売っているようです。そんなやり方があるのでしょうか?また稼ぎ続けることができるのでしょうか? |
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確かに、事故的に生まれた一時的な価格差を埋める。そうすることで家電せどりを成立させるケースもあります。ただし、この価格差はあくまで一時的なもの。すぐに正常な値に戻る(価格差が埋まる)ということもご理解下さい。 |
事故的に生まれた一時的な価格差を埋めて稼ぐ。
「上手い人は在庫処分などのタイミングを上手く嗅ぎ分けて安く仕入れて、売っているようです。そんなやり方があるのでしょうか?」とのことですが、確かに、事故的に生まれた一時的な価格差を埋める。そうすることで家電せどりを成立させるケースもあります。
例えば、ヤマダ電機。2015年の5月末に46店舗を閉鎖しました。これだけの規模の店舗が閉店するとなると、そこには一時的なひずみ(デフレ)が生まれます。
ヤマダ電機としては閉店にあたり、原価割れをしてでも在庫を処分したい。そのため、そこで販売される商品は一時的に価格が崩壊します。一方で、ネットはどうかといえばAmazonなど好調な企業も多く、価格は強気で維持されています。
波を上手く乗る切るのは、基本戦略ですが…。
・価格が崩壊したオフラインの店舗で仕入れて ・価格が強気で維持されているAmazonなどのオンライン上のプラットフォームで売る |
こうして生まれた一時的な価格差によって、家電せどりで儲ける(ビジネスとして成立させる)ことはできます。
こういった波を上手く乗る切る。転売に限らず価格差を見つけて利ざやを稼ぐアービトラージの分野における基本戦略とも言えます。
ただし、この価格差はあくまで一時的なもの。すぐに正常な値に戻る(価格差が埋まる)こともご理解下さい。「また稼ぎ続けることができるのでしょうか?」とのことですが、当然いつまでも、その波に乗って稼ぎ続けることはできません。また新たな波に乗る必要が出てきます。
これは転売というビジネスモデルの宿命とも言えます。
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