売れるセールスレターを真似しても稼げないことはありますか?その理由は何ですか?

売れるセールスレターを真似しても稼げないことはありますか?その理由は何ですか?

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売れている要因は決してセールスレターだけではない。それ以外にの要素も売上に寄与するためです。参考にしてみて下さい。

売れている要因は、セールスレターだけではない。

「売れるセールスレターを真似しても稼げないことはありますか?」とのことですが、これは可能性として大いにあることです。

もちろん、売れるセールスレターを真似した場合、

・全く売れないということは、ほとんど無い。
・売れるセールスレターを真似すればそれなりに売れるもの。
・ただし、オリジナルほどは売れない。

おそらくこうした状況になるケースがほとんどです。

なぜオリジナルほど売れないかと言えば、売れている要因は決してセールスレターだけではない。それ以外にの要素も売上に寄与するためです。

リストの母数や属性によって成果は大きく異なる。

一つは別のよくあるご質問でも紹介しましたが、リスト数やレターに流したアクセス数の要素が大きい。そもそもリストが違うため得られる成果も違ってくる。こうした可能性が考えられます。

・購入者リストに対して流すのか、あるいはメールアドレスを知っているだけのリストに流すのか。
・属性がピタりとあったリストに流すのか、無属性のリストに流すのか。
・1,000リストに対して流すのか、10万リストに対して流すのか。

この辺り、単純なリストの母数や属性によって成果は大きく異なります。

誰が言うかでメッセージの力は大きく変わること。

また、誰が言うのかによっても、セールスレターの成果も変わります。

Twitterに置き換えると非常に分かりやすいですが、例えば、何十万〜何百万人とフォロワーがいる有名人のアカウント。こういったアカウントでつぶやきを遡って見ていくと

・他の人が同じことを言っても絶対にリツイートされないようなことが拡散している。
・ありきたりなことを言っている時のほうがリツイートされている。

こういった現象を目にすることができます。これは、まさに誰が言うかによってそのメッセージの力が変わることを意味しています。

一語一句同じトークをしたとしても成果は異なる。

実際、

・Twitterで何十万〜何百万人のフォロワーがいる人をコピペする。
・リツイートが多いものだけスクレイピングして自分のTwitterでつぶやく。

仮にこうしたことをしても、まずリツイートされる再現性はありません。

また、オフラインの営業でも一語一句同じトークをしたとしても

・新人っぽい営業マンが喋るのか。
・雰囲気があって仕事が出来そうな営業マンが喋るのか。

この辺りで成果は異なります。

これはセールスレターでも同じことも言えます。

・ある程度、実績が広く知れ渡った人物が言う言葉。
・全く無名の人間が言う言葉。

両者の言葉はやはり重みが違います。誰が言うのかによってセールスレターの成果は大きく異ることをご理解下さい。

真似しているつもりで真似ができていないケース。

また、そもそも真似しているつもりで真似ができていないケースも考えられます。

一言に「セールスレターを真似する」と言っても、なかなか難しいものです。全く同じような商材を扱って、全く同じようなセールスの仕方をすれば、もちろんセールスレターをほぼ完璧に再現できるもの。

一方で、現実的に著作権なども問題もあり、そういったことが出来るケースは稀です。基本的には、商材も違えば、ターゲットも違う。こういった状況でセールスレターを再現する必要があります。

この場合、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、全く別の業種のサイトをモデリングして、全く別業種のサイトを作る。これは、高い抽象化する能力が求められるもの。かなり難易度の高い手法でもあります。

高い抽象化の能力、同じフィールドで見る視点。

・どの部分が一致点となるのか。
・どの部分を抜き出して、どう自分のコンテンツに活かしていくべきか。
・あるいは、どの部分は無視して構わないのか。

こうした高い抽象化の能力、同じフィールドで見れる視点が必要となります。

そのため、真似るといっても、かなりセンスが問われるもの。

・文学作品を真似ようと思っても真似できないもの。
・本を読んで30分寝かせたとしても、その文章は再現できないもの。

同様にセールスレターを真似る場合も、一筋縄ではいきません。

真似ができれば、それなりに売れることも真理。

ただし「売れるセールスレターを真似した場合は、全く売れないということは、ほとんど無い。それなりに売れるもの」。これもまた真理です。

たとえ新人っぽい営業マンであってもベテラン営業マンのセールストークを一語一句再現することができれば、それなりに売れるものです。

特に、電話営業など、真似する要素が少なければ少ないほど、劣化コピーになる可能性も少なくなり、再現性が高まります。実際、同じテレアポのスクリプトと口調を再現することで、ある程度売れる。ある程度アポが取れるようになるのも事実です。

鍛錬すれば真似る精度を上げていくことができる。

確かにセールスレターの場合は、電話営業ほど要素はシンプルではないため、売れるレターを再現することは決して簡単ではありません。

それでも、日々研究を重ねること。あるいは、とにかくひたすら上手い文章を書き写す。写経を繰り返していくことで

・そこに何が書かれているのか。ブロックが全て見えてくる。
・売れるパターンや単語ごとのトリガーが全て見えてくる。

そうやって、例え全く違う商品の販売に転用する場合も、真似る精度を上げていくことができます。

参考にしてみて下さい。

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2015-09-10 | Posted in コピーライティングComments Closed