価格差があり売れる商品を見つける・リサーチするオススメのサイトやツールはある?
インターネットで仕入れを行い、転売やせどりにチャレンジしてみようと思います。価格差があって売れる商品をリサーチしたいと思いますが、商品リサーチのためのサイトやツールは様々あります。価格差があって売れる商品を見つける・リサーチするオススメのサイトやツールはありますか? |
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多くの人がツールの使い方を間違っていますが、ツールというのはあくまで「統計的に見た場合、どうなのか?」を検証するもの。ツールからそもそもの答えを導き出すものではないことを、まずはご理解下さい。 |
ツールは導き出した仮説を検証するために活用する
「価格差があって売れる商品を見つける・リサーチするオススメのサイトやツールはありますか?」とのことですが、そもそもそういったサイトやツールは売れる商品を見つけるためのものではありません。
多くの人がツールの使い方を間違っていますが、ツールというのはあくまで「統計的に見た場合、どうなのか?」を検証するもの。ツールからそもそもの答えを導き出すものではないことを、まずはご理解下さい。
例えば、そのツールが「この商品が売れる(あるいは価格差がある)からオススメ」と言う。これはその瞬間に同じツールを見ている何百人、何千人もの人が同じ情報を手にすることを意味します。
・同じツールを使っている以上、そのツールの使用者全員が同じ答えを見ている。 |
実際、ツール頼りでせどりや転売をしている人は往々にしてこういったケースに陥りがちです。
そのため、繰り返しますが、ツールの正しい使い方はあくまで「統計的に見た場合、どうなのか?」を検証するものとして。自らが導き出した仮説を検証するために活用するのがポイントです。
縦堀、横堀、時間軸というリサーチ方法(概念)。
例えば、転売に限らず価格差を見つけて利ざやを稼ぐアービトラージの分野においては、縦堀、横堀、時間軸という一つのリサーチ方法(概念)があります。
縦堀というのは商品に関連する情報を深く掘っていくイメージ。例えば、売れ筋のiPhoneという商品(キーワード)を基軸(中心軸)にして
「iPhone ケース」 |
といった具合に円柱のように周りに付随する商品(キーワード)を縦に掘っていくことを言います。
理論上は漏れなく全商品(キーワード)を網羅。
次に横堀というのは縦堀で出てきた「iPhone アダプタ」から派生して
「アダプタ 純正」 |
といった具合に掘っていくことを言います。
iPhoneという商品(キーワード)から派生してアダプタという商品(キーワード)にたどり着く。さらにアダプタの中にも様々な種類が存在することが分かる。気付けば「アダプタ 純正」、「アダプタ サードパーティ」、「アダプタ 3ds」などiPhoneとは全く関係のない商品(キーワード)まで掘り下げることが出来る。
こうしたリサーチ方法を取ることで、理論上は漏れなく全商品(キーワード)を網羅し、まだ見ぬ「価格差が出て、売れるかもしれない商品候補」を見つけることができます。
発見した商品が売れるかどうかを見るのがツール。
こうやって掘れるところまで商品を掘りきった(網羅した)うえで、やっと登場するのがツールです。網羅した商品(キーワード)から、
・果たしてどれが価格差を生むのか。 |
こうしたことを検証するのが本来のツールの役割です。いきなりツールから答えを導き出し、商品を売ろうとすることとは、思考が全く逆なのです。
大勢の人も同じ情報を見ているツールから導き出した答えに頼っていては、いつまでも飽和や売れなくなるリスクを避けることはできません。そうでななく、前述の縦堀や横堀を使って商品を網羅すること。その上で、ツールを使って自分が発見した商品が売れるかどうかを検証すること。ツールはこの順番で使うのがポイントです。
参考にしてみて下さい。