副業で中国輸入。仕入れは価格は安いが縫製など雑なのでは?と心配しています。

副業で中国輸入を考えています。扱う商品としてはマタニティ服やパジャマを考えています。中国からの仕入れは価格が安いですが、縫製は雑なのではと心配しています。アドバイスお願いします。

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そもそも無理に中国の商品を仕入れる必要はありません。日本の問屋を探して、その商品に付加価値をつけて売るモデルを考えること。基本的にはこの考え方のほうがオススメです。参考にしてみて下さい。

無理に中国の商品を仕入れる必要はありません。

「中国からの仕入れは価格が安いですが、縫製は雑なのではと心配しています。アドバイスお願いします」とのことですが、ざっくばらんな話をしてしまえば、無理に中国の商品を仕入れる必要はありません。

特にマタニティ系の服やパジャマ、下着など身につけるものは粗悪な商品も多いので注意が必要です。実際に中国からそういった商品を仕入れてみると分かりますが、

・仕入れた商品が汚い。
・縫製が雑。
・ペラペラな紙のような服が届く。

こういったことはざらにあります。こういったリスクを考えた場合に、果たして本当にわざわざ中国から仕入れる必要があるのかどうか。この部分を正しく見極める必要があります。

日本の問屋から仕入れて、付加価値をつけて売る。

別のよくあるご質問で、市販されている無地のコットンバックを仕入れ、転写シートを使ってオリジナルのデザインにする。付加価値を付けて販売する、という話を紹介しました。

基本的には無理に中国から仕入れを行うのではなく、前述のコットンバックのように日本の商品を仕入れて付加価値を付けて高く販売する。この流れでビジネスを構築していくほうが、様々なリスクをヘッジし、品質も安定させることができます。

乱暴な言い方になりますが、服は結局ただの布を縫製しているだけのもの。仮に日本国内で仕入れをしても非常に安価で商品を確保することができます。日本の問屋を探して、その商品に付加価値をつけて売るモデルを考えること。基本的にはこの考え方のほうがオススメです。

ユニクロでさえ、最初は日本の問屋から商品を買っていました。日本の問屋で商品を購入し、それを中国に持っていく。そのうえで付加価値をつける作業を行っています。もちろん衛生的にも品質的にも日本のものが圧倒的に良いことは事実です。

規模の経済が働かないレベルなら安価にならない。

また「中国からの仕入れは価格が安いですが…」とのことですが、この考え方も安易過ぎます。

仮に中国から仕入れを行う場合でも、末端小売価格で買って小売で売るレベルの話であれば無理に仕入先に中国を使う理由は見当たりません。規模の経済が働かないレベルの仕入れであれば十分に日本国内でまかなうことができます。

安価になる構造を考えればわかる話です。事業レベルで仕入れるなど、規模の経済を働かすことができれば仕入れ値は安価になります。一方で、そうでない限り、いくら仕入先を中国にしたところで安価にはなりません。

仮にマタニティパジャマを生産する場合、日本であれば1,500円。中国で生産すれば600円で作れる。その差は900円あると仮定します。

この場合、例えば月に1万枚のマタニティパジャマを売るのであれば、その差額は900万円。この場合は規模の経済を働かせて、仕入れ値を抑えるレベルの話になります。一方で、月に5枚しか売らない。こうなれば、その差はわずか4,500円です。

このレベルであれば、送料、言葉の壁、衛生面などを考慮すれば、間違いなく日本での仕入れが賢明だということをご理解下さい。

参考にしてみて下さい。

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2015-07-13 | Posted in せどり, 中国輸入, 転売, 輸入Comments Closed