企業で修行しても競業禁止規定で独立起業後に学んだノウハウを活かすことはできない?
別のよくあるご質問の中で、ネットショップにしてもアフィリエイトにしても、ネットビジネスに限らず、上手くやっていると思えるような場で修行を積む、勉強をするというのは非常にオススメ。という内容の記事を読みました。ただし、たとえ修行のために潜り込んで学んだとしても、独立時には例えば、2年間は競業禁止規定を結ばれてしまう。そのことによって同じような事業で独立できないのではないでしょうか?そうなれば、そこで学んだノウハウを活かせずに終わってしまうと思いますが、どうでしょうか?どうしても同じビジネスをやりたくなってしまう可能性も考えられます。アドバイスお願いします。 |
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決してそんなことはありません。重要なのは、どんなノウハウを活かすのかという点です。参考にしてみて下さい。 |
重要なのはどんなノウハウを活かすのかという点。
確かに、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、既に儲かっている会社で修行を積むこと。この最大のメリットはやはり、内部を全て知ることができる点にあります。ビジネスである以上、内部のことを知らずに机上の空論で作り込んでいってもダメな部分は多くあります。そういう意味で、既に儲かっているショップ。上手くやっていると思えるような場で修行を積む、勉強をするというのは非常にオススメです。
また、上記を踏まえたうえで「たとえ修行のために潜り込んで学んだとしても、独立時には例えば、2年間は競業禁止規定を結ばれてしまう。そのことによって同じような事業で独立できないのではないでしょうか?」とのことですが、決してそんなことはありません。
重要なのは、どんなノウハウを活かすのかという点です。
要なのは、学んだ後に何で起業するかということ。
例えば、コピー機を販売する小規模な法人営業のベンチャーに入る。その会社でサラリーマンとして働きながら、
・小規模な会社でSEOやPPC広告を、どうやって社内で運用するのか。 ・どうやってウェブ上の媒体でファン化させて、お客さんをつかまえるか。 ・ネット上でつかまえたお客さんを、どうオフラインに持っていくか。 |
こういったことを学んでいたとします。
ここで重要なのは、これらを学んだ後に何で起業するかということです。
もちろん、同業を立ち上げて同じようにウェブからの集客でコピー機を販売する。こうした事業を起こせば、まず間違いなく競業禁止規定に引っかかってしまいます。訴えられてもしまうでしょう。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、サラリーマン時代に蓄積したデータを元に、ビジネスモデルを完全にモデリングをしてしまえば、独立後に競業禁止規定にひっかかる可能性は高くなります
直接的にお客さんを奪ってしまうようなビジネスモデルを展開してしまえば、
・まず間違いなく、怒られる。その会社とは友好的な関係になれない。 ・訴えられるリスクも高く、争えば100パーセント負けてしまう。 |
こういった場合がほとんどです。
商品をズラしていくだけで、問題をクリアできる。
一方で、基本的に、競業規定に引っかかるのは、同じような商品を扱う同業者を立ち上げた場合のみ。
例えば、
・同じ法人営業でも全く違う商品を取り扱ってみる。 ・コピー機ではなくオフィス家具やオフィス用空気清浄機を売ってみる。 ・あるいは法人向けではなく、個人向けに何か商品を売ってみる。 |
こうやって商品をズラしていくだけで、競業禁止規定の問題をクリアにすることができます。
SEOやPPC広告、媒体を使ってネットから集客する術などマーケティングさえ学んでおけば、商材は何を扱っても再現性は高まるもの。競業禁止規定にひっかかることなく、学んだノウハウを活かしていくことができます。
また、「どうしても同じビジネスをやりたくなってしまう可能性も考えられます…」とのことですが、こういった場合には
・競業禁止規定が解除されるまでは、商品をズラしてビジネスをする。 ・2年後に規定が解けた段階で、前職と同様のビジネスを始める。 |
などの方法がリスクも少なくオススメです。
参考にしてみて下さい。
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