良いモノを作っても売れない。そんな時代は終わった。これは本当でしょうか?
起業を考えています。家族がそういった仕事をしていることもあり、昔から自分自身は職人気質です。良いモノを作る自信はありますが、一方で、良いモノを作っても売れる時代は終わったとも言われます。やはり良いモノを作るだけでは売れない時代なのでしょうか? |
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個人的に嫌な風潮なので、はっきり言いますが、良いものを作れば売れます。逆に売れないというのは、作っているものが良い物ではないから。こういったケースはほとんどです。参考にしてみて下さい。 |
個人的に嫌な風潮なので、はっきり言いますが…。
「良いモノを作っても売れる時代は終わったとも言われます。やはり良いモノを作るだけでは売れない時代なのでしょうか?」とのことですが、
確かに
・良いモノを作っても売れない。良い商品を作れば売れる ・高度成長期と違って、良いモノを作れば売れる時代は終わった。 |
こういったことは、よく言われます。
ただし、個人的に嫌な風潮なので、はっきり言いますが、良いものを作れば売れます。逆に売れないというのは、作っているものが良い物ではないから。こういったケースはほとんどです。
むしろ、ソーシャルや様々なレビューシステムが普及し、その評判や口コミが言語化されやすい今の時代だからこそ、良いものは売りやすい。横に広がりやすいと言えます。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、例えば飲食店。美味しい店であれば、食べログでの評価も高くなる。コメント数も増える。結果として、常に行列ができる。予約しないと食べられないような人気店になる。
彼らが、マーケティング力や集客方法だけで人気店になっているかと言えば、全く違います。まず、料理が美味しくある(良いものを提供している)ことが全てのベースにある。これが本来あるべき健全な姿だとも思います。
評判や口コミが言語化されやすい時代だからこそ。
確かに、プラットフォームによっては、こうしたレビューシステムが整っているのは、あくまで都市部のみ。食べログも地方に行くと、単純な書き込み数やレビュー数が少ないため、まだまだ機能しているとは言い難い部分もあります(あるいは、一部偏った評価がされているケースもあるでしょう)。
それでも、数年前までは、
・このエリアで一番美味しいお店。 ・このエリアで一番評価が高いお店。 |
こういったものを探そうと思えば、なかなか苦労したものです。一方で、今ではある程度美味しい店というのは、ソーシャルメディアやレビューサイトで比較的簡単に見つけることができます。
逆に言えば、これだけソーシャルやレビューシステムが普及した時代だからこそ、
・ゴミみたいなものをマーケティングの力だけ売ることは難しい。 ・一時的に儲かっても、中長期的に稼いでいくことは難しい。 |
こういったことも言えます。
良い商品を提供するのではなく、マーケティング力や集客力だけに頼る。力任せに商売をやってきたビジネスは、今後ますます厳しくなっていくと言えます。
繰り返しになりますが、良いものを作れば売れます。逆に売れないというのは、作っているものが良い物ではないから。こういったケースはほとんどです。
参考にしてみて下さい。
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