ネットビジネス業界には数字のマジックで実績を良くみせようとする人がいる?
ネットビジネス業界には数字のマジックで実績を良くみせようとする人がいると聞きます。イマイチ意味が分からないのですが例えば、どういったケースが考えられますか? |
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確かにそういった人々がいることは事実です。参考にしてみて下さい。 |
単月で稼いだ額を12倍して年収と言ってしまう。
「ネットビジネス業界には数字のマジックで実績を良くみせようとする人がいると聞きます…」とのことですが、確かにそういった人々がいることは事実です。
「どういったケースが考えられますか?」とのことですが、一言に「実績を良くみせようとする…」と言っても、その種類は様々です。
一つは単月で稼いだ金額を12倍にして年収と言ってしまうケースです。
例えば、いわゆるネオヒルズ族と呼ばれた人間がやっていたのは
・たまたま今月1,000万円稼ぐことができた。 ・それを単純に12倍して、年収1億2,000万円稼ぐ◯◯と言ってしまう。 |
こういったケースは多くありました。
実際、残念なネオヒルズ族の中には、たまたまローンチがあたって単月で2,000万円稼ぐ。それをテレビの中で「先月ベースでいけば年収は2億円です」といってしまう。こういった輩がいたことも事実です。
利益と年収。月商と月収を混同させてしまう。
その他にも、数字をどこに置くのによって見せ方を変えるというものもあります。
例えば、中小企業として利益が1億円出ていることを「年収1億円」と言ってしまう人もいます。ただし、実際に会社を経営すると良くわかりますが、役員報酬で1億円をとることと、利益1億円は全く違います。
また、物販ビジネスなどによくある例として、月商と月収を混同させてしまうパターン。月商1,000万円といっても、実際は利益率は10パーセント程度。利益100万円しか出ていないというケースも多くあります。
現在の実績から飛躍しすぎた未来を語ってしまう。
加えて、現在の実績から飛躍しすぎた未来を語ってしまうケースもあります。
例えば、現在の月商が1,000万円前後。年商で1億円前後の会社が「このまま年商1兆円の会社を目指します」といった謳い文句を使ってしまう場合もありますが、これはさすがに話を盛り過ぎです。
個人で1億円を稼ぐことと、年商100億円を稼ぐことは全く話が違うもの。それがさらに年商1兆円まで飛躍してしまうのはやり過ぎです。
また、これはビジネスに限らず、投資の世界でも言えます。
株で資産1億円ある人が、10パーセントの利回りで、毎年1,000万円を生んでいる。これが「資産が5億になれば、毎年5,000万円を稼ぐことができます」といった程度の話であれば、まだ現実味があります。
一方で、10パーセントの利回りを出せているからといって「私が資産1兆円を持てば、1,000億円稼げます」となれば、やはり話が合わないため盛り過ぎとなります。銘柄も増えていくわけで、違う能力が必要になります。もちろん、同じペースでは絶対にスケールしません。
参考にしてみて下さい。
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