ネットショップ運営。保有メールアドレスは2,000リスト。ここから売上アップは可能?

ネットショップを運営しています。ショップとしての経歴は浅いですが、保有しているメールアドレスは2,000ほどある。こうしたネットショップを知人から引き継ぎました。ここから例えば、1ヶ月で400個ほどの商品を売るようなネットショップにしていくことはできますか?

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この2,000のメールアドレスはどれほどの濃さ(熱さ)があるものなのかによって、狙った成果が得られるかどうかは異なります。参考にしてみて下さい。

そのリストはどれほどの濃さ(熱さ)があるのか?

「保有しているメールアドレスは2,000ほどある…」とのことですが、

別のよくあるご質問でも紹介しましたが、ネットショップに限らず、アフィリエイトでも何でも。ネットビジネス全般、ダイレクトレスポンスマーケティングに絡むもの全てに言えることですが、重要なのは母数ではないということ。「その広告やオファーを誰に打つか?」で全て数字が変わってきます。

今回のケースで言えば、この2,000のメールアドレスはどれほどの濃さ(熱さ)があるものなのか。そのリストの質によって、狙った成果が得られるかどうかは異なります。

例えば、保有しているメールアドレスがたとえ2,000あったとしても、それらが

・ポイントサイトなどで集めた見込みの薄いリスト。
・まだ商品は買ったことのない、信頼関係が構築できていないリスト。
・業者から無属性に抽出して、何となく購入したリスト。

こうした場合、いくら母数が2,000あったとしても、ネットショップの売上アップに効果的に活用することはできません。

購入者リストなら一撃で目標個数を販売できます。

一方で、

・2,000リストが一度でも自社ネットショップで購入履歴のある購入者リスト。
・何度もリピート購入をしてくれている、熱狂的なショップのファンリスト。
・自社と同じようなターゲットで商品を販売している、他社の購入者リスト。

こういった場合、2,000リストもあれば、一撃で目標個数を販売することができます。むしろ、2,000リストもいらずに、狙った成果を出せると言えます。

特に「自社と同じようなターゲットで商品を販売している、他社の購入者リスト」。このリストは立ち上げたばかりのネットショップにとって非常に再現性のあるアプローチ先と言えます。

「ショップとしての経歴は浅いですが…」とのことですから、おそらくこの2,000というメールアドレスは、購入者リストや熱狂的なファンでは無い可能性が高いものと考えます。

ただし、仮にこうした、濃い(熱い)顧客リストを持っていない場合でも、

・既に見込みの高そうなリストを持っている相手。
・同じようなターゲットで商品を販売している会社。

こうしたショップを探して、そこで紹介してもらうこと。既に顧客リストをある程度保有している相手と提携することで、効果的に商品を販売したり、リストビルディング(顧客リストの構築)をしていくことができます。

他社の顧客リストからリストビルディングをする。

例えば、

・あなたのネットショップで扱っているものが健康器具である。
・この場合、似たようなターゲットであるダイエット属性の顧客リストを既に持つショップと交渉する。
・その場で自社商品を紹介してもらうことで、商品を販売する。

こういったことができます。

もちろんこうしたケースでは、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、商品提供側であるあなたは、販売側に客付けをしてもらうようなもの。販売側に多くのバック(手数料)を支払う必要があります。

具体的には、定価6,000円の商品を販売していれば、1個につき4,000円の報酬(バック)を提示して、まずは商品を売ってもらう、といった具合です。

もちろん、フロントの商品では、ほとんど利益は出ません。

・むしろトントンでも良いため、まずは売ってもらうことが重要。
・仮にフロントで利益が出なくても、売った分だけ自社の顧客リストを構築することが重要です。

前述の通り、一度でも自社商品を買ってくれた信頼関係がある程度構築された顧客リストさえあれば、基本的にいくらでもビジネスで稼げるもの。フロントでは利益が出なくても、バックエンドやリピート販売で、十分に狙った数字を達成することができます。

参考にしてみて下さい。

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2015-08-26 | Posted in ダイレクトレスポンスマーケティング, ネットショップComments Closed