大学で学べるマーケティング理論は個人で起業して稼ぐうえで役立ちますか?
将来的に起業して自分一人でビジネスをやっていきたいと考えています。そこで、大学や大学院などでマーケティングについて学び直したいと考えていますが、大学で学べるマーケティング理論は個人で起業して稼ぐうえで役立ちますか? |
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起業して個人経営でビジネスを作っていく。この場合、大学で学べるアカデミックなマーケティングをいくら学んでも、ほとんど意味がありません。起業して稼げるようになるわけでもありません。参考にしてみて下さい。 |
大学のアカデミックなマーケティングよりも…。
「大学で学べるマーケティング理論は個人で起業して稼ぐうえで役立ちますか?」とのことですが、
いわゆる大学の授業で学べるアカデミックなマーケティングよりも、より実践的なダイレクトマーケティングの分野を学ぶことがオススメです。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、アカデミックな経営学というのは、既存の大会社を成り立たせるために必要な学問。社会の公器になっているような大会社を成り立たせるためのノウハウでしかありません。
これはマーケティングの場合も同様です。
アカデミックなマーケティングのアプローチというものは
・創業何年も経つ、既に商品を持っている会社。 ・それなりに成熟した状況にある上場企業。 |
あくまで、こういった既存の成熟した会社向けに使える理論、あるいは既存の業態の分析に使う場合に効果を発揮する分野です。
起業して稼げるようになるわけではありません。
一方で、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、起業やビジネスというものは「不確定な要素の中で暫定的な最適解を見つけていくもの」。日々条件が変化し、複雑に絡み合う方程式のようなものです。その中で未来永劫使える100パーセントの正解というものは存在しません。
個人が起業して稼ごうと思っても
・曖昧な部分が多すぎる。 ・不確定性要素が多すぎる。 |
そのため、絶対にアカデミックな分野にはなりません。
はっきり言ってしまえば、起業して個人経営でビジネスを作っていく。この場合、
・大学で学べるアカデミックなマーケティングをいくら学んでも、ほとんど意味がありません。 ・起業して稼げるようになるわけでもありません。 |
もちろん、参考文献的に、大学の教授が書いているようなアカデミックなアプローチのマーケティング書籍を読む。こうした行為は悪いことではありません。ただし、あくまで既存の業態の分析に使う程度に留めること。
実際、起業してみるとよく分かりますが、アカデミックなマーケティングで学べるチャートやフレームワークは抽象度も高すぎるもの。起業して稼ぐうえでも、ほとんど役には立ちません。
そもそも学ぶ分野が全く違うということを、正しくご理解下さい。
参考にしてみて下さい。
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