アフィリエイトは上位数サイトしか稼げないビジネスモデルですか?
アフィリエイトは上位数サイトしか稼げないビジネスモデルですか?同じジャンルに強力なライバルが数社あって、そこの牙城を崩せず苦戦しています。 |
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確かにアフィリエイトの場合、こうしたケースは往々にして起こり得ます。参考にしてみて下さい。 |
アフィリエイトというビジネスを選ぶ以上…。
「同じジャンルに強力なライバルが数社あって、そこの牙城を崩せず苦戦しています…」とのことですが、確かにアフィリエイトの場合、こうしたケースは往々にして起こり得ます。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、アフィリエイトは原則として皆が同じ商品を取り扱うモデル。
・ブランディングや差別化という点では、その難易度は高い。 ・同じ商品を売るため、付加価値で差別化もしづらい。 ・一極集中しやすく、広告費用やSEO費用も高騰しやすい |
アフィリエイトというビジネスを選ぶ以上、こういったデメリットは避けて通ることができません。
競争優位性のある一点に集中しがちなモデルです。
この前提を踏まえると、同じ商品を扱うアフィリエイトは、どうしても競争優位性のある一点に集中しがちなビジネスモデルだと分かります。
言ってしまえば、その業界にプレイヤーが100人いたとして、
・1位から100位のうち、稼げるのは1位と2位ぐらい。 ・残りの98人は、ほとんど稼げない。 |
これがアフィリエイトというモデルです。
コモディティ化された商品を取り扱う場合は特にこの傾向が顕著です。
例えば、ミネラルウォーターを買おうと思った時に、多くの人はAmazonというプラットフォーム(サイト)で商品を買います。
では、Amazonの次にくる2位、3位のサイトで買う人の数は?と言えば、その数はグッと少なくなります。2位、3位のサイトの販売数はAmazonには遠く及ばないものです。
しかも、Amazonで79円で販売されているミネラルウォーターを、新規サイトを立ち上げて78円でAmazonより安い値段で売る。仮にそうやって後発として参入しても、そもそも誰も見てくれません。見てくれたとしても、なかなか1位以外のサイトからは買わないわけです。
アフィリエイトもこの構造に非常に良く似ています。
相当緻密な戦略がないとロングテールで稼げない。
また、これはSEOの構造と似ているとも言えます。
SEOでも、特に抽象度の高いビッグワードの場合はこの傾向が顕著ですが、
・3位以内に入っていない場合は1ページ目でもアクセスがほとんど来ない。 ・1位〜3位のサイトが成果の大半を占めていて、残りのサイトからは全く売れない。 |
こういったケースも多くあります。
アフィリエイトサイトでも、基本的に成果は流行っているサイトに一点集中するもの。広告主やASPからの好条件を引き出すのも、特定の上位サイトのみです。そのため、上位に食い込めない同じキーワード群で戦うライバルサイトは、かなり苦戦を強いられます。
本来、ネットビジネスの良いところは、ロングテールで稼げる点。
ただし、皆が同じ(時にコモディティ化された)商品を扱うアフィリエイトは、なかなかネットビジネスの良さを活かすのに頭を使うもの。相当緻密な戦略を練らない限り、ロングテールで稼ぐということもできません。
参考にしてみて下さい。
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