中国輸入転売でわざわざ現地に買い付けに行くメリットって何ですか?
中国輸入転売をするネットショップの開業を考えています。商材はまだ決まっていませんが一つ質問です。中国輸入の場合、例えばタオバオなどの輸入代行サービスを使えば、現地に直接足を運ぶ必要はありません。それにも、関わらず、現地買い付けに行く人がいると聞きます。わざわざ旅費を支払って現地に買い付けに行くメリットは何でしょうか?個人的には、1.ネットで買うよりも遥かに安く買える。2.大量に買って持ち帰ればペイする。3.商品を直接見ることができる。やはり、この辺りがメリットになるのでしょうか? |
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やはり現地に足を運んで買い付けるメリットはあります。参考にしてみて下さい。 |
小売よりもはるかに安く仕入れることができます。
「わざわざ旅費を支払って現地に買い付けに行くメリットは何でしょうか?」とのことですが、やはり現地に足を運んで買い付けるメリットはあります。
まず「1.ネットで買うよりも遥かに安く買える」という点ですが、これは現地に買い付けに行くメリットの一つです。
「例えばタオバオなどの輸入代行サービスを使えば…」とのことですが、タオバオというのはあくまで小売。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、小売というのは、末端小売価格という言葉があるように、まさに末端の存在。様々な経費や中間マージンが全て上乗せされた価格で取引される場です。
メーカーで商品が作られる。その後、日本であれば問屋。中国であればまとめて卸している卸の会社がいる。さらに仕入れ業者や店舗との取次ぎをする仲介業者も存在する。それらの経費が全て上乗せされたのが末端小売価格です。
一方で、小売より卸。卸より工場。そうやって内部にどんどん食い込んで行けば行くほど、小売よりもはるかに安く仕入れることができます。例えば、タオバオで末端小売価格3,000円で販売されているものが、工場まで行けば、数百円で仕入れられる。こうした話はいくらでもあります。
個人がバッグやトランクに入れて輸入するより…。
また「2.大量に買って持ち帰ればペイする」とのことですが、この2に関してはあまりメリットにはなりません。
「大量に買って持ち帰ればペイする…」というのは、おそらく現地で大量に購入をすれば、仮に旅費代を支払っても十分ペイする(利益が出る)という意味だと思います。
しかし、トランクで持って帰ってくるよりも、基本的にはコンテナなどに大量に詰め込んで輸送するほうが安くなるもの。個人が手持ちバッグやトランクに入れて輸入するよりも、1個あたりの配送料は圧倒的に安くなります。
そういう意味で2のメリットはあまり考えられないものとご理解下さい。
実際に手にとる。その場で交渉して仕入れが可能。
最後に「3.商品を直接見ることができる」に関してですが、例えばタオバオの場合、現地に買い付けに行かなくても、サンプルを取り寄せて日本でその品質を確認することはできます。
しかし、やはり直接商品を見に行くメリットも存在します。
中国の総合卸売市場として有名な義烏(イーウー)や広州に行くと、ネットには載っていない様々な商品を見ることができます。もちろん、タオバオの商品全てのサンプルを取り寄せるわけにもいかないため、実際に足を運んで現地で手にとって見る。交渉して、仕入れを行うことができるのは大きなメリットです。
また、確かに中国製品の仕入れは品質が不安なもの。ネットで写真を見た時には良い商品だと思ったが、実際に手にとってみたら微妙だった。こうした詐欺のような商品も山のようにあります。
そういう意味でも、実際に現地に足を運んで、手にとって商品を確認しながら仕入れができるのは大きなメリットです。
参考にしてみて下さい。
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