パワーストーンや運気アップ系グッズのネットショップを開業したい。まだ需要はある?
私はパワーストーンがかなり好きです。知識もそれなりにあると自負しております。そこで、パワーストーンや運気アップ系のグッズを扱ったネットショップの開業を予定しています。こういったパワーストーンや運気アップ系の需要はまだあるでしょうか?知り合いの人に聞いたところ、パワーストーンは仕入れ値が高く、あまり儲かっていないネットショップもあると聞きます。アドバイスお願いします。 |
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パワーストーンや運気アップ系のグッズは、まだまだ需要があります。ビジネスとしても儲かります。ただし、売れる反面、リスクも大きいビジネスであることもご理解下さい。参考にしてみて下さい。 |
このジャンルは、ビジネスとして需要があるが…。
「こういったパワーストーンや運気アップ系の需要はまだあるでしょうか?」とのことですが、パワーストーンや運気アップ系のグッズは、まだまだ需要があります。ビジネスとしても儲かります。
やはり、好きな人は好きですし、このスピリチュアル系のジャンルは、言わば永遠に無くならない需要(市場)の一つです。
実際、需要を表す一つの指標であるGoogleの検索ボリューム(月間平均検索回数)を見ても、「パワーストーン」という単一キーワードのみで、ひと月あたり7万4,000回。
関連キーワードも含めると、全体の検索ボリュームとしては、かなりの量。しかも1年を通して安定的にその需要があることが分かります。
「パワーストーン」の検索ボリューム
ただし、パワーストーンというのは基本的に高額商品。
・運気アップの切り口で販売することでクレーム率も半端ではないジャンル ・パワーストーンや運気アップ系のいわゆるスピリチュアル系のグッズは、売る相手を間違えてしまえば、クレームが凄いことになる商品 ・売ること自体というよりも、そのクレームに対してどう対処するのか。それ自体がノウハウになっているような分野 |
こういった事実も、正しく理解しておく必要があります。
運気アップでの訴求や、売る相手を間違えての販売には注意が必要
数十〜数百円という金額で仕入れることもできる。
実際、しかるべき場所にお客さんの導線を引くことができれば、よく売れる商品であり、儲かる商品でもあるのがこのジャンル。
「知り合いの人に聞いたところ、パワーストーンは仕入れ値が高く、あまり儲かっていないネットショップもあると聞きます…」とのことですが、
確かに、
・50万円で販売するパワーストーンを30万円で仕入れてしまう ・そもそもの仕入れ戦略を完全に間違ってしまっている |
こういったことで、全く儲けが出ていないネットショップが存在していることは事実です。
販売価格50万円の商品を、6掛けの30万円ほどで仕入れいる。こういった状態は商売として、正直かなりキツイもの。別のよくあるご質問でも紹介しましたが、卸値は悪くても販売価格の3分の1以下、20パーセント以下に抑えるのが理想です。
卸値は悪くても販売価格の3分の1以下、20%以下が理想
一方で、繰り返しますが、仕入れ戦略さえ間違わなければ、ビジネスとしてしっかり儲かるポテンシャルを持っているのが、このジャンルの特徴です。
例えば、
・しっかりと海外に足を運んで現地買い付けをする ・そうやって信じられないほど安く商品を仕入れる |
こうすることで、充分に卸値を販売価格の20パーセント以下に抑えて商売をすることができます。
もっと言ってしまえば、パワーストーンといっても、もともとはダイナマイトを使って掘り出した石。それを加工したものに過ぎません。
あまり大きな声では言えませんが、日本のネットショップで50万円程度で販売されているパワーストーンも現地買い付けをすれば、数十〜数百円という金額で仕入れることが出来てしまうのが事実です。
より上流に行けば数十〜数百円で仕入れも可能
利益が出しやすい反面、クレームも起きやすい。
仮に、現地買い付けなどで、数十〜数百円という金額で商品を仕入れることができれば、年間で20人のお客さんをつかまえるだけで、1,000万円の利益を出すことができます。
こうした、ちょっとあり得ないような利益の出し方ができる点が、パワーストーンという商品ジャンルの特徴でもあります。
ただし、繰り返しになりますが、利益が出しやすい反面、クレームも起きやすいのがこのジャンルの特徴。
・神社なりパワースポットに持っていくなど、ストーリーをしっかり作り込んで、ちゃんと罰の当たらないようなものにすること ・売る相手を間違えないこと |
この点が非常に重要です。
安易に参入できる分野ではない。リスクもある。
週刊誌の裏表紙などでも、金運アップ系の財布など、かなり怪しい商品が紹介されています。ああいった商品も、いわゆる運気アップ系のグッズの一つ。
売り方や売る相手を間違えてしまえば「ロト6が当たりますって書いてあったのに、実際当たらない。詐欺じゃないか!」、などといったクレームの電話を集めてしまいます。
安易に参入できるジャンルではないこと。こうしたリスクや問題もしっかりとクリアして(整えて)始めるジャンルであることをご理解下さい。
安易に参入できる分野ではない。リスクもある
参考にしてみて下さい。
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