地方でリサイクルショップを経営。ネットショップを開業すべきでしょうか?
現在、地方でファッション関連のアウトレットやリサイクルショップを経営しています。このビジネスを始めて20年近くになりますが、仕入れは周辺住民の方の持ち込みだけであり、商品の充実度も落ちています。試行錯誤を繰り返しながら、新規の仕入れルートを開拓したり、ネットショップを開業して販路を増やそうかな、など色々と考えているところです。やはりネットを使うべきでしょうか?こういった状況ですが、何か良いアドバイスを頂ければと思います。 |
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仕入れは都市部からネット経由で行う。販売は地方でチラシを撒いてエリアマーケティングをする。これだけでも、まだまだビジネスを拡大していくことができます。参考にしてみて下さい。 |
ネットショップのマッチングコストは安くない。
「何か良いアドバイスを頂ければと思います…」とのことで、もちろんネットショップを新たに開業して販路を増やす。これも一つの方法です。ただし、販路を増やす場合は、決してネットショップに固執することはありません。
「ネットショップを開業して販路を増やそうかな…」とのことですが、実際にネットショップを運営してみるとよく分かりますが、
ネットショップは
・確かにお客さんとの出会い(マッチング)を増やす有用なツールである。 ・作り込み次第で、どんどん新規のお客さんを開拓してくれるツール。 ・しかし、そのマッチングコストは決して安いものではない。 |
こういった特徴があります。
オフラインの集客ツールを軽視しがちですが…。
ネットショップは作り込みから集客までにもお金がかかりますし、商品ジャンルによっては、ネットの広告も決して安くありません。集客の単価は思ったよりも高くなるものです。
一方で、
・地方や田舎で、そこそこ市場や商圏が形成されているエリアをターゲティングする。 ・オフラインでチラシをまくなど上手くエリアマーケティングする。 |
こうすることで、まだまだマッチングコストをかなり抑えながら新規のお客さんを集客することが可能です。
多くの人はオフラインの集客ツールを軽視しがちです。しかし、マッチングコストを考えてもまだまだ使えるチャネルはたくさんあります。販路を増やす場合は、決してネットショップに固執することなく、こうしたオフラインの集客ツールも網羅していくことをオススメします。
地理的な問題が商売拡大のネックになっているか?
「やはりネットを使うべきでしょうか…」とのことですが、
・地理的な問題が商売を拡大するネックになっているか? ・地理的な問題さえクリアすれば、ビジネスチャンスは広がるか? |
こうした基準から、商売にネットを使うべきかどうかの判断をすることができます
「仕入れは周辺住民の方の持ち込みなため商品の充実度も落ちています…」とのことですから、この場合、まさに地理的な問題がボトルネック。
仕入れに関しては、ネットを上手く活用していくことがビジネスチャンスを拡大することだと予想できます。
都市部で買い取りした物を地方に持っていくだけ。
例えば、
・ネット経由での買い取り(仕入れ)を拡充していく。 ・東京など都市部の人たちだけにネット広告を売って、ネット経由の買い取りを行う。 ・都市部から安く買い取ったブランド品を地方に持っていき、オフラインのリサイクルショップで販売。 ・リサイクルショップショップの集客は前述のようにチラシなどオフラインのエリアマーケティングを行う。 |
こうした流れを作るだけでも、まだまだ売り上げを伸ばすことができます。
実際、都市部で買い取りや仕入れしたものを地方に持っていくだけで、まだまだ売れるものはたくさんあります。
まだまだ十分に儲けを出せるビジネスモデルです。
東京であれば、いわゆるハイレベルなブランド品や家電をいくらでも買うことができます。一方で、地方はどうかと言えば、なかなかそうはいきません。
地方の人々からの持ち込み(仕入れ)に頼ったビジネスでは、やはりどうしても先細りしてしまうもの。反対に、持ち込みをする人が欲しいものを都市部で買って(仕入れて)地方に持っていく。これだけで、ビジネスチャンスは広がります。
加えて、やはりある程度、高額なブランド品であれば、なかなかネットだけでは買いづらいもの。オフラインの実店舗で実際に手を取りながら、商品を見ることができるほうが、お客さんも安心して商品を購入することができます。
・地方で地代が安いところに店舗を構える。 ・仕入れは都市部からネット経由で行う。 ・販売は地方でチラシを撒いてエリアマーケティングをする。 |
これだけでも十分に儲けを出すことができます。参考にしてみて下さい。
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