掲載商品数2、3種類のネットショップでも大丈夫?商品数が増えてから始めるべき?
これからネットショップの開業を検討しています。ただ、開業当初は取り扱う商品が2、3種類とかなり少ない掲載数になります。徐々に商品数は増やしていくつもりですが、2、3種類しかない場合でもネットショップとして成立するものでしょうか。あるいはある程度商品数を確保できてからネットショップとして立ち上げるべきでしょうか。 |
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たとえ2、3種類でもその商品に凄い競争優位性がある。そうであれば商品数は問題になりません。扱おうとする商品に競争優位性があるなら、今すぐにネットショップを立ち上げて構いません。参考にしてみて下さい。 |
競争優位性のある商品なら商品数は関係ないもの。
「2、3種類しかない場合でもネットショップとして成立するものでしょうか。あるいはある程度商品数を確保できてからネットショップとして立ち上げるべきでしょうか…」とのことですが、競争優位性のある商品を扱えば、基本的に商品数はそれほど重要ではありません。
確かに、競争優位性がそれほど無い商品の場合、ネットショップにはある程度の商品数が必要になります。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、基本的なプラットフォームであるAmazonやヤフオク、メルカリなどをランキング順に並べて、売れ筋商品をリサーチすること。ある程度、売れ筋商品が見つかったら、今度はネッシーのような問屋サイトや海外サイトを検索する。その商品が仕入れられないか?を調べる。
こういった方法で、ある程度、商品数を確保してネットショップの掲載商品数を担保するやり方もあります。
商品数1種類でも大勢の人が殺到する場合もある。
一方で、数は少なくても競争優位性のある商品。例えば、
・地場でしか採れない幻の水を使ったお酒。 ・地場でしか育たない木から収穫した木の実。薬草のようなもの。 |
などなど。こうした競争優位性があるものや、希少性があるものを取り扱えば、たった2、3種類であってもお客さんは殺到します。当然、ネットショップとしても成立します。
少し前に
・封筒を再現した、本革のMacBookAirケースを販売するネットショップ。 ・スティーブ・ジョブズを忠実に再現したフィギアを販売するネットショップ。 |
こうしたネットショップがFacebook広告を打っていました。
これらのネットショップはどちらも商品数は1種類か多くても2、3種類程度。それでも、競争優位性があるため、大勢が殺到するわけです。あなたが扱おうとする商品に競争優位性があるなら、今すぐにネットショップを立ち上げても構いません。
ネットショップという形態である必要も無い。
また、こうした競争優位性のある少数の商品を扱う場合、決していわゆるネットショップという形態(ハコ)を作る必要すらありません。
ネットショップを運営しようとすると、
・ショッピングカートの機能がついているものでなければならない。 ・一つ一つのページには、商品説明ページが無ければならない。 |
といった具合に、どうしてもその形から入ろうとする人が多くいます。また、いわゆるネットショップの開業パッケージに申し込まなければならない。そういった形式でなければ商品は売れないと思っている人がいます。
しかし、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、見込み客から反応を受ける受け口(窓口)は、どの形態だろうとそれほど重要ではありません。綺麗なネットショップやホームページという形態にする必要もありません。例えば、ブログという形式でも十分です。
ブログを開設して「◯◯という商品を扱っているので連絡下さい」。こうやって書くだけでも、十分にネットショップとして成り立たちます。
ツーステップ営業のワンステップ目を何にするか。
もっと俯瞰した図を言えば、ネットショップの役割は、いわゆるツーステップ営業の一つめのステップ。オフラインでいうダイレクトメールの役割と変わりません。見込み客から反応を得ることが全てです。
ツーステップ営業におけるワンステップ目を
・ブログという媒体で受けるのか。 ・あるいはショッピングカート付きのネットショップにするのか。 ・それともオフラインでダイレクトメールにするのか。 |
この違いだけであり、どの形態であっても、本質的には大きな差はありません。
これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、ネットショップに限らずビジネスを成功させようと思えば、その仕組み作りが何より重要です。具体的には集客、ファン化、リピート。この3つのプロセスをしっかり作り込むこと。逆に言えば、この3つの要素が仕組みとして出来上がらない限り、どんなビジネスをやろうと稼ぐことはできません。
ざっくばらんな話をすれば、この3つのプロセスを作り込むうえで、ハコ(形態)がブログだろうとショッピングカート付きのサイトだろうと、大きな違いはありません。
参考にしてみて下さい。
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