実家が農家で果物を栽培。ネットショップ開業で販売の幅を広げたい。ネット通販したい。
実家が昔から農家をやっています。販売の幅を広げてあげたいと思って、これからネットショップやネット通販を考えています。実家では主に果物の栽培をしているので、その果物を使ったジャムやお酒、漬物などの販売を計画しています。どういった点を意識・注意しながらネットショップの作り込みをしていけばよいでしょうか?また、やはりネットショップは綺麗に作り込んだほうがよいのでしょうか。アドバイスお願いします。 |
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商品にどう付加価値をつけるか。また、ネットショップを訪れたお客さんに良い商品だと思ってもらうストーリーをいかに語れるか。ストーリーの出し方、見せ方が非常に重要です。参考にしてみて下さい。 |
商品にどう付加価値をつけるか、という点が重要。
「実家では主に果物の栽培をしているので、その果物を使ったジャムやお酒、漬物などの販売を計画しています…」とのことですが、商品としては全く問題ないと思います。既に商品もある程度出来上がったものがあると思います。
また「実家が昔から農家を…」とのことですから、こだわりなどもあると思います。こういった商品を販売していくことは素晴らしいことだと思います。
「どういった点を意識・注意しながらネットショップの作り込みをしていけばよいでしょうか?…」とのことですが、一つアドバイスをするとすれば、商品にどう付加価値をつけるか、という点が重要です。
ごく普通のジャムとして販売しても、スーパーで100円程度で売られているようなジャムと戦うことになります。正直、この土俵で戦うことはオススメできません。
そういった商品といかに差別化をはかることができるか。これは一つのポイントと言えます。
例えば
「◯◯有機栽培で作られた果物だけで作ったジャム」 「◯◯に効くジャム」 |
といった具合に付加価値を付けること。また、
・どういう効果や効能がるのか。 ・他のジャムとどう違うのか。 |
こういったことを丁寧に説明していくことです。
ストーリーをいかに語れるか。出し方や見せ方も。
といった話を紹介しました。
この場合も、同様に
・そのジャムが作られるまでの過程を紹介すること。 ・種をまいて、木ができて、果実ができて栽培するまでの過程。 ・収穫後、どういった加工をしてジャムにするのか。 ・どういった点にこだわってジャム作りをしているのか。 |
こういった過程を全て透明、ガラス張りにすること。いかに健康であるか、いかに安全なジャムかをアピールすることが重要です。
ネットショップを訪れたお客さんが「このジャムは本当に良いジャムだと感じる」。そういったストーリーをいかに語れるか。ストーリーの出し方、見せ方が今回のネットショップの成功のカギを握るといっても過言ではありません。
こうした過程やストーリーを伝えることができなければ、スーパーに並んでいる原産国も良くわからない激安ジャムと同じ扱いになってしまいます。
今はスマホも広く普及しているため、綺麗な写真も簡単に撮影することができます。栽培から加工までの一連の流れを画像や文章(時には動画)などとともにアップしていくこと。この点を意識しながらネットショップや商品説明ページの作り込みを行ってみて下さい。
綺麗すぎない手作り感のあるショップのほうが…。
「また、やはりネットショップは綺麗に作り込んだほうがよいのでしょうか…」とのことですが、この点に関しては、前述のようなネットショップのコンテンツ(中身)が充実してからでも全く遅くありません。最初から無理にお金をかけて綺麗なサイトを作り込む必要がございません。
むしろ、綺麗すぎない手作り感のあるネットショップのほうが、商品との相性も良く売れやすかったりします。
最初はなかなか慣れない部分も多く、ネットショップの作り込みにも苦労すると思います。そのため、無料あるいは月額使用料1,000〜2,000円程度の低コストで始められるネットショップサービス(テンプレート)を選ぶこと。その後、広告を活用しながら徐々に集客していくという流れになります。
また、これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、ネットショップに限らずビジネスを成功させようと思えば、その仕組み作りが何より重要。具体的には集客、ファン化、リピート。この3つのプロセスをしっかり作り込むこと。逆に言えば、この3つの要素が仕組みとして出来上がらない限り、どんなビジネスをやろうと稼ぐことはできません。
集客をするために広告を運用することを覚えること。
・PPC広告をうつのか。 ・あるいはSEOで検索エンジンからのアクセスを集めるのか。 ・あるいは会報誌などに広告を打って、サイトへの導線を作るのか。 |
などなど。まずはネットショップを認知させる活動が必要となります。
そうやって集めたお客さんに対して、商品をしっかり付加価値をつけて提供すること。まずはこの流れを確立するところから始めてみて下さい。
参考にしてみて下さい。
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