楽器関係を扱うネットショップを開業したい。ネットオークションでは実績があります。

オークションしかり、プラットフォームしかり、ヤフオクでもAmazonでも、アカウントというのは重要な資産と言えます。

「おかげ様で500以上の良いという評価。悪いや非常に悪いといった評価は一つもありません…」とのことですが、500以上の良い評価を得て、悪いや非常に悪いが一つも無い。この事実だけで、

と言えます。

実際、オークションをやってみると分かりますが、500以上の良い評価を得て悪い評価が1つもつかないというのは、かなり大変です。

こうした状況に対する対応策、リスク管理がしっかり出来上がっていることも意味します。

既にこれだけの実績があるわけですから、この実績を持って楽器メーカーと交渉してみるのも一つです。

「私は今まで資金もなかったのでネットオークションをメインとして商売をしてきました。おかげ様で、これまでにこれだけの評価を頂くことができています。この評価が私の商売の全てです。今後は、自分が良いと思う商品を紹介し、受注ベースで仕入れ、あるいはメーカーに取り次いで発送してもらういわゆる無在庫販売の形式を検討中です」。

こうしたプレゼンを行うこと。正直に全てを伝えることです。そのうえで、メーカーの取次店から発送してもらうことはできないか交渉すること。こうした企画を持ち込むことをオススメします。

「これから楽器関係の商品をメインに取り扱うネットショップの開業を検討中です」とのことですが、独自ネットショップを作ることと、オークション販売。

両者が大きく違う点として、一つは、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、好きなだけ情報が載せられること。いくらでも訴求できるページを増やせるという点が挙げられます。また、独自ネットショップは、オークションと違って価格を比べられにくいといったメリットもあります。

ただし、

こうした状況が作り出されているオークションと違い、ネットショップを立ち上げることは、オフラインの世界で言えば、誰も住んでいない北極のど真ん中に自販機を置くようなもの。あるいは誰も通らない砂漠のど真ん中に店舗を建てることと、本質的には何ら変わりません。

もちろん集客は自分で行う必要があります。オークションを全てストップさせて、販売はネットショップだけに切り替える。この瞬間に一気に売上が下がってしまう可能性も考えられます。

こうしたリスクを少しでも減らすために、例えば私であれば、

こうした工夫が重要です。このあたりの戦略は色々と練ることができると思います。

既にベースはある程度できているため、これまでに蓄積したものを上手く活用すること。これまでの経験や実績に上乗せする形でネットショップの開業を進めるのがオススメです。参考にしてみて下さい。

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