小中学生向けの英会話教室を開業。新規集客の方法について色々と考えています。

個人で小中学生向けの英会話教室の開業を考えています。新規のお客さんを集客する方法について色々と考えています。ネットは既に実践していますが、それ以外に小中学生が読むような媒体や、新聞へ直接広告を載せるか、あるいは新聞の折込広告などを考えています。こういったケースはどういった広告媒体が効果的でしょうか?アドバイスお願いします。

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今考えているやり方はあまり効果的ではないのでは?というのが正直なところです。それよりも、もっと効果的な方法はあります。参考にしてみて下さい。

今考えているやり方は、あまり効果的ではない?

「個人で小中学生向けの英会話教室の開業を考えています。新規のお客さんを集客する方法について色々と考えています…」とのことですが、今考えているやり方はあまり効果的ではないのでは?というのが正直なところです。

まず「小中学生が読むような媒体や…」とのことですが、確かに

・小中学生が読んでいる媒体に広告を出す。
・子供が自らが「英語を学んでみたい」というモチベーションを持たせる。
・子供発信で、親にアプローチしてもらい英会話教室に来てもらう。

こういった導線が考えられないわけではありません。

ただし、基本的に決済権や購買力があるのは子供より親。また、子供向けの英会話教室は「やりたい」というより「やらせたい」という親のニーズのほうが強いものです。

そのため、

・小中学生の子供を持つ親にアプローチする。
・親に対して「子供に英語を学ばせたい」というモチベーションを持たせる。
・親発信で、子供にアプローチしてもらい英会話教室に来てもらう。

こちらの流れが大半です。

こういった前提を踏まえると、広告やマーケティングの戦略を組んでいくうえでも「小中学生の子供を持つ親にアプローチする」が基本となります。

狙ったターゲット属性が読む媒体に広告を出す。

「新聞へ直接広告を載せるか、あるいは新聞の折込広告などを考えています…」とのことですが、

確かに

・地域を絞れば新聞広告も効果的かもしれません。
・客単価などを考えてテスト的に掲載することもできるかもしれません。

ただし、基本的に新聞広告はどうしても費用が割高になるもの。なかなか、効果的に利用することは難しいものだと、ご理解下さい。

また、新聞の折込広告に関しても、

・ある程度、広告を打てるターゲットが分かれている。
・子供がいる家庭だけを対象に明確なターゲティングができる。

こういったケースでは利用価値があると思います。

ただし、果たして小中学生の子供を持つ家庭が、どれほどの割合で新聞を定期購読しているのか。こうを考えた時に、その効果はかなり疑問です。

・小中学生の子供を持つ親ということは30〜40代。
・一方で、新聞を定期的に読む世代というのは、かなり高齢である。
・メインのターゲットは新聞の折り込み広告は読まない可能性も。
・それよりも、ネットの検索や口コミを頼りに英会話教室を選ぶことも。
・メインのターゲット層とは異なるケースも考えられる。
・エリアマーケティングが、それほど効かないという可能性もある。

こうしたことが考えられます。

新聞広告だけにこだわらないこと。それよりもむしろ、自分が狙ったターゲット属性(小中学生を持つ親)が読む媒体にアプローチすることが効果的です(そうでない限り、なかなか費用対効果は合わなくなります)。

本気でやるなら、ちょっとエグいやり方ですが…。

例えば、本気で英会話教室の集客をしようと思えば、ちょっとエグいやり方かもしれませんが

・最寄りの小中学校の参観日のスケジュールを確認して、当日に学校のそばで待機する。
・「英会話教室やってます、よろしくお願いします」といった具合に、直接、保護者に対して手渡しでビラを配り、英会話教室をアナウンスする。

こういったやり方は非常に効果的です。

また、例えば、

・英会話以外でお稽古系のビジネスを既にやっている会社。
・既に「小中学生の子供を持つ親」の名簿や会員を持つ会社。

こういった相手と提携すること。

その上で、英会話教室を紹介してくれたら1件につき、◯◯円をバックする(報酬として支払う)という、アフィリエイトのような客付けのシステムを構築することは効果的です。

また「ネットは既に実践していますが…」とのことですが、オフラインの集客に手を出す以前に、まだまだネットからの集客を大きく改善できる可能性はあります(実践出来ていると思っても、まだまだ出来ていない場合がほとんどです)。

参考にしてみて下さい。

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2015-09-10 | Posted in 起業、独立Comments Closed