ネットショップの開業へ資金集め中。開業までに何を学んでおくべきですか?
女性向けのアパレル商品を扱うネットショップを開業したいと思っています。今は、それにむけて勉強中の期間です。いきなり専業では難しいと思いますから、まずは副業で始めようと思っています。今は資金集めの途中で、ある程度まとまった金額が貯まってから実際に動き出そうと思っています。アパレル商品の仕入先としては韓国を予定しているので、資金集めの期間中も時間を無駄にしないよう韓国語とITパスポート、簿記も勉強しています。ただ、知り合いからはネットショップを始めるのにそんな知識が必要なの?とも言われて悩んでいます。資金集めの期間は主に何を勉強するべきなのでしょうか? |
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収益に全く関係の無い資格は不要です。それよりも徹底的なリサーチをすること。リサーチに時間をかけるのがオススメです。参考にしてみて下さい。 |
資金が無い段階から、やれる方法を考えていく。
「資金集めの期間は主に何を勉強するべきなのでしょうか?」とのことですが、文面を読む限り、いわゆる典型的な初心者の方の悩みを抱えているものだと思います。
まず「今は資金集めの途中で、ある程度まとまった金額が貯まってから実際に動き出そうと思っています…」とのことですが、厳しい言い方をすれば、そもそもこの考え方が間違っています。
「資金が集まったら始めよう」ではなく、資金が無い段階から、やれる方法を考えていくのがビジネスです。
「アパレル商品の仕入先としては韓国を予定しているので…」とのことですから、おそらく韓国製の女性向けアパレルショップになると思います。この場合、例えば
・実際に韓国へ行ってみて、どういうものが売れているのかリサーチする。 ・韓国まで行く費用が無ければ、日本ではどんな韓国の女性向けアパレルが売れているのかリサーチする。 |
こういったリサーチが、どんな勉強よりもずっと重要です。
資格取得は収益には全く関係無い。意味も無い。
また、「知り合いからはネットショップを始めるのにそんな知識が必要なの?とも言われて悩んでいます…」とのことですが、まさに知り合いの方がおっしゃる通りです。
そういったものは収益には全く関係無いため、今取り組むべきことではありません。
ネットショップを運営する。あるいはネットビジネスを始めるということは、自ら事業を起こすこと。経営者になることを意味します。こういった分野において、ITパスポートや簿記など、成文化された資格というものは、ほとんど意味をなしません。
もちろん、役に立つか立たないかで言えば、そうした資格が役に立つ時があるのかもしれません。しかし、必要な知識は、その時々でやりながら覚えていけば良いもの。そんなことよりも、マーケティングや文章を書く能力など、ネットショップやネットビジネスをやるうえで不可欠なスキルを身につけていくべきです。
顧客のリサーチを徹底的にしていくことが必要。
マーケティングも文章を書くスキルも、専門書を読み漁って知識レベルをアップさせる。得た知識を実践して技術レベルも併せて伸ばしていく。こうした努力が必要となります。
もし、文章を書くのが苦手であっても、例えば、現地(韓国)に行って、韓国のレディースアパレル事情を実況するようなブログを開設する。そこでレポートをし続けて文章を書く能力を鍛えていくこともできます。
また、マーケティングスキルを上げるためには、お客さんの脳みその中で何が必要とされるかをリサーチすることです。韓国レディースアパレルをやると決めたら、
・その競合や、売れ筋商品を徹底的にリサーチすること。 ・その商品を買いたい人は何を考えているのか? ・どういったところ(場)にその人たちはいるのか? |
こういったお客さんのリサーチを徹底的にしていく必要があります。
スキル云々の前にリサーチが不十分なケースも…。
あえて準備段階に時間を割くべき(学ぶべき)ことを挙げるなら、こうしたリサーチです。無意味な資格取得よりも、こうしたリサーチのほうがよっぽど役に立ちます。加えて、リサーチに大きな資金は不要です。
ほとんどの初心者の方は、副業を始める時にどうしても資格取得や資金集めにばかり目がいってしまいます。しかし、スキルうんぬんの前に、そもそもリサーチが不十分な場合がほとんどです。まずは徹底的なリサーチをすること。
・狙っている市場は、どんな相場観なのか? ・どんなプライシング(価格設定)で商品が売られているのか? ・ターゲットとなるお客さんの動向はどうなっているのか? |
まずはこうしたリサーチし尽くすところから始めてみてはいかがでしょうか。参考にしてみて下さい。
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