中古車輸出ビジネス。ただ輸出業界もなかなか厳しいという話も聞きます。

バングラディシュ人の友人とバングラディシュに中古車を輸出するビジネスを始めようと考えています。その友人は現地のビジネス状況にも明るく日本語もほぼ完璧。もちろん現地にもバイヤーなど知り合いがいます。ただし、輸出業界もなかなか厳しいという話も聞きます。これから素人が中古車輸出の業界に入っていくのは厳しいでしょうか。現地にバイヤーがいる程度では差別化にはなりませんか?

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現地の専門家がイケるというのであればイケるのではないでしょうか。また、業界的に厳しいかどうかはあくまでマクロな話。個人輸出や個人ビジネスでどう儲けるか。マクロで統計的にどう動くのか。両者は全く違う話。この辺り、マクロの動きを個人の動きに当てはめて考えてしまわないことです。参考にしてみて下さい。

現地の専門家がイケると言うなら、イケるのでは?

「これから素人が中古車輸出の業界に入っていくのは厳しいでしょうか…」とのことですが、決して厳しくないと思います。バングラデシュの中古車市場に詳しいわけではありませんが、現地の専門家がイケるというのであればイケるのではないでしょうか。

別のよくあるご質問でも紹介しましたが、輸出ビジネスを成立させるためには、現地の言語、風土、文化、空気感への理解があるパートナーの存在。日本のヤフオクやAmazon、楽天のように集客力がある程度完璧な販路(プラットフォーム)の存在。そういったプラットフォームが無ければ、集客から販売まで一連の流れを完結できるパートナーの存在。こういったものが必須です。

ある程度パーツが揃っているのであれば、十分勝負できるでしょう。

既に死んだ業界でも儲ける人は山のようにいます。

また、「輸出業界もなかなか厳しいという話も聞きます…」とのことですが、ざっくばらんな話をすれば業界が厳しいかどうかは一切関係ありません。

実際、残存者利益(過当競争や収縮傾向にある市場において、競争相手が撤退したあと、生き残った企業のみが市場を独占することで得られる利益)という言葉があるように、既に死んでいると思われる業界であっても、その市場でビジネスを続けるだけで儲けている人は山のようにいます。

例えば、10年後、20年後に無くなると言われる職業でさえ、この残存者利益は必ずあります。10年後、20年後にロボットに取って代わられる職業も、あくまで9割の人間がリストラされるだけ。

・仮に自分自身で学習機能があるロボットだとしても、最初に知識を与える人間が必ず必要になる。
・ロボットのフロアの処理を行う人間は必ず必要になる。

そのため、9割の人間がリストラされたとしても、残り1割は人間の職業として残るわけです。この1割に残る。それだけで死んでいる、厳しいと言われるような業界であっても、ビジネスを続けるだけで儲けることができます。

ですから、業界的に厳しいかどうかという点は正直全く関係ありません。

業界的に厳しいかどうかはあくまでマクロな話。

もっと言えば、業界的に厳しいかどうかはあくまでマクロな話。

・個人輸出や個人ビジネスでどう儲けるか。
・マクロで統計的にどう動くのか。

両者は全く違う話。この辺り、マクロの動きを個人の動きに当てはめて考えてしまわないことです。

加えて「現地にバイヤーがいる程度では差別化にはなりませんか?」とのことですが、この部分に関しては正直何とも言えません。

ただし、バイヤーの知り合いがいて、安く中古車を輸出できるだけで勝てる可能性はあります。バングラデシュの情勢を考えると、まだその辺りの秩序がほとんど無い可能性も考えられます。こうした状況では参入するだけで勝てる。そういった可能性が高いと言えます。

もちろん、資金の問題など様々、障害はあるかもしれません。しかし、繰り返しますが業界が厳しいかどうかは正直問題ではありません。

参考にしてみて下さい。

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2015-07-19 | Posted in Amazon, せどり, ヤフオク, 転売, 輸出Comments Closed