ビジネスを立ち上げる際に、事業計画書をいちいち作成していますか?
将来起業を考えています。そこで起業に辺り事業計画書が必要だと聞きましたが、ビジネスを立ち上げる際に、こうした事業計画書のようなものをいちいち作成していますか?また、途中で最初に考えた事業計画を変更したい(あるいは白紙に戻したい)場合は、勝手に変更できるものでしょうか?アドバイスお願いします。 |
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私自身こうした事業計画書は作成しません。はっきり言ってしまえば、ビジネスを成功させている人で、こうした事業計画書を最初から作っていた人というのは、ほとんどいません。参考にしてみて下さい。 |
自社の事業は頭の中だけ。事業計画書は作らない。
「こうした事業計画書のようなものをいちいち作成していますか?」とのことですが、
私自身こうした事業計画書は作成しません。はっきり言ってしまえば、ビジネスを成功させている人で、こうした事業計画書を最初から作っていた人というのは、ほとんどいません。
「よく起業系のセミナーではこうした事業計画書を書かせるところが多くありますが…」とのことですが、確かに私自身も誰かに教える時は「事業計画書を書いてみたら?」とアドバイスをすることがあります。
ただし、これは、あくまで教える人とのあいだで意思疎通を取りやすくするために書いてもらうもの。コミュニケーションツールとしての役割がメインです。
自分自身のビジネスに関しては頭の中だけ。実際に文章化して事業計画書を作るということは行いません。
そもそもお金を引っ張ってくるためのツールです。
そもそも事業計画書というのは、融資を引っぱってくる(資金調達を行う)ために、金融機関向けに説明するためのツールです。
それなしでは、資金調達時に事業内容を人に説明することができない。そのために作られるものです。もちろん、それ自体をいくら凝って作っても、あくまで机上の空論。ビジネス的な話で言えば、あまり意味はありません。
また「途中で最初に考えた事業計画を変更したい(あるいは白紙に戻したい)場合は、勝手に変更できるものでしょうか?」とのことですが、借り入れ無し。自己資金だけで自分勝手にビジネスをしている場合は、途中で事業計画書を白紙に戻しても全く構いません。誰にも迷惑をかけることはありません。
一方で、既存の事業計画書によって資金を引っ張ってきている。こうした場合には、計画を白紙に戻す場合には必ず融資してくれた人たちに説明する説明責任が生じます。株式会社とはそういうものです。
参考にしてみて下さい。
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