観光地で店舗経営も売上不振。ネットショップの開業を検討中。売上を伸ばすヒントは?
現在、観光地で食品と雑貨の店を経営。売上不振につきネットショップの開業を検討中です。売上不振を招いているのは観光客相手の1回こっきりの販売しかしないビジネスをしているためだと分析しています。この観光客の方に例えばネットショップを開くことでリピーターになってもらう。一度買ったことがあるお客さんにもう一度注文してもらう、ということをすれば売上ももっと伸ばせるのでは?と考えています。独自ネットショップで自社サイトを作るか、あるいは大手モールへの出店を考えています。店舗で買ってくれたお客さんにもネットショップへ誘導する方法など、何でも構いません。何かアドバイスを頂ければと思います。 |
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顧客リストをしっかり残すこと。また一見さんを一見さんのままにせず、リピート購入を促すことなど。店舗を持っている商売は戦略次第でまだまだ売上を伸ばすことができます。参考にしてみて下さい。 |
店舗を持つ商売は戦略次第でまだ売上を伸ばせる。
「現在、観光地で食品と雑貨の店を経営。売上不振につきネットショップの開業を検討中です…」とのことですが、実は店舗を持っている商売は戦略次第でまだまだ売上を伸ばすことができます。
観光地の店舗に限らず、スーパーマーケットでも何でも小売業をやっているところは
・いかに顧客リストを集めるか。 ・いかに一見さんを一見さんにせずリピートさせるか。 |
こういったことをもっと重要視するべきです。
「売上不振を招いているのは観光客相手の1回こっきりの販売しかしないビジネスをしているためだと分析しています…」とのことですが、おっしゃる通りで、観光客のように1回こっきりしか来てくれないお客さんをそのまま帰してしまう。一見さんだけでビジネスをしていれば、やはり限界があります。
実際、飲食店でも美容院でも顧客リストを残さない。一見さんを一見さんのままにしてしまうことで苦戦している店舗が多いのが事実です。
絶対にリピートしてもらう仕組みを作るべきです。
「一度買ったことがあるお客さんにもう一度注文してもらう、ということをすれば売上ももっと伸ばせるのでは?と考えています…」とのことですが、この考え方は素晴らしいです。まさにその通りで、
・絶対に今考えているコンセプトをやるべき。 ・リピートしてもらう仕組みを作るべき。 |
です。
観光地の店舗であっても、例えば
・青森から京都に遊びに来た人が京都のお土産に八つ橋を買う。 ・お土産で買った八つ橋を食べ終えて、追加で注文したいと思う。 |
こういった場合に、この人がどういう行動に出るかといえば、やはりネットで注文できないか探すものです。この時、自分のネットショップがある。注文を受ける窓口さえあれば、リピート購入を促せるわけです。
思い出をしっかり記録しておくということです。
もちろん初回購入時に、リピート購入で使える(優遇される)クーポンを入れる。ネットショップへの案内を入れておくというのも有効です。しかし、それよりももっと効果的なのが思い出をしっかり記録しておくということです。
観光客の人にとって京都旅行はいつまでも記憶しておきたい思い出。京都で買った八つ橋というのは、単純にお土産として美味しいだけでなく、楽しかった京都旅行を思い出すもの。決して美味しいだけがお土産の価値ではありません。
・お客さんが買ってくれた時の写真をサイトに掲載しておく。 ・買ってくれた瞬間にどういった感情を抱いてくれたのかを記録しておく。 ・Facebookでも何でも、思い出を共有できる仕組みを作り出しておく。 |
こういったことを全てサイトに掲載しておくだけでも、リピートしてくれる確率というのはかなり上がります。非常に大事なことですが、出来ていない店舗が多いのも事実です。
一見さんのみで赤字の店舗も十分に黒字化は可能。
また、八つ橋は賞味期限が存在するもの。かならず賞味期限前までに食べてくれる可能性が高い商品です。顧客リストさえ取っておけば、
・購入時にお土産用か自宅用かを聞いておく。 ・自宅用であれば賞味期限が切れるタイミングで次の八つ橋をオファーできる。 ・顧客リストへDMを送付するだけでリピート購入のチャンスは上がる。 |
こうした売上をアップさせる工夫も可能です。もちろん、これはあくまで一例に過ぎません。
小売業に限らず、多くのビジネスは既存顧客や購入者リストを軽視し過ぎているといえます。一方で、既存顧客や購入者リストをしっかり運用すること。それだけで、現在一見さんのみで赤字の店舗も十分に黒字化、儲けを出すことが可能です。
参考にしてみて下さい。
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