オリジナルTシャツの販売。自分のセンスで勝負して食っていくことができればと。

オリジナルTシャツの販売を考えています。生地や印刷範囲は既にあるものから選択。名前は付けるつもりですがブランド化はせず、柄のみで勝負できればと考えています。自分のセンスで勝負して食っていくことができればと考えています。まずは趣味の延長から始めて徐々にこの売上だけで食べていくことができれば理想です。

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オリジナルのTシャツを販売する場合、決して一筋縄ではいかないこと。そこにはクリアしなければならない壁があることも正しくご理解下さい。参考にしてみて下さい。

オリジナルTシャツの販売。一筋縄ではいかない。

「名前は付けるつもりですがブランド化はせず、柄のみで勝負できればと考えています…」とのことですが、この内容であればブランド名を付けるべきです。オリジナルTシャツと言っても、自分のセンスだけで食べていくもの。この場合は、やはりブランドを作っていくことがオススメです。

ただし、オリジナルのTシャツを販売する場合、決して一筋縄ではいかないこと。そこにはクリアしなければならない壁があることも正しくご理解下さい。

一つはどういった柄、どのパターンが売れるのかを見極めなければならない、という点です。「生地や印刷範囲は既にあるものから選択…」と一言にいっても、考えられる(仮説となり得る)柄やパターンは様々です。

仮にハンドメイドのTシャツとして販売する場合も、

・売れる見込みのある柄やパターンで、候補となるサンプルを作る。
・そのサンプルをヤフオクなど集客が完了しているプラットフォームに出品する。
・プラットフォーム上で顧客の反応を見ながら小さくテストを繰り返す。
・どの柄、どのパターンが一番ヒットするのか仮説と検証を繰り返す。

そうやって、テストを繰り返しながら、データを集め、売れ筋の柄やパターンを見極めていく必要があります。これはなかなか骨の折れる作業です。

ブランド認知は難易度高。大手が真似することも。

また、二つ目はブランド名の認知です。

はっきり言ってしまえば、オリジナルTシャツを作るのは決して難しくありません。作るところまでであれば、だれでも出来てしまいます。一方で、作ったそのオリジナルTシャツ、オリジナルのブランドを認知させることは、かなり難しい問題です。

また、三つ目に、仮に流行る柄やパターンを見つけることができても、大手が100パーセント真似してくるというリスクもあります。

プラットフォーム上でのテストを繰り返して、売れる柄やパターンを見つけることができても、流行れば当然、真似されるもの。資本も大きい大手に合法的に真似されるリスクは必ず発生します。

「自分のセンスで勝負して食っていくことができればと考えています…」とのことですが、自分のセンスだけで食っていくというのは相当難しい時代であること。

また、センスが無くても、マーケティングが上手い、認知させる仕組みが作れる。それだけで、たとえセンスゼロでもガンガン売れていってしまう時代である、ということも正しくご理解下さい。

参考にしてみて下さい。

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2015-07-31 | Posted in ハンドメイド, ヤフオクComments Closed