eBayで海外輸出ビジネス。単価50ドル以上で高単価商品のみ。戦略として正しい?

eBayを使った海外輸出ビジネスをやって、もう5〜6年くらいになります。出品する商品は基本的に50ドル以上。それ以下の単価になると、量をこなす必要があるため、やはりこれくらいを取引単価の最低ラインとしています。ただ、最近では単価の安い商品がたくさん出品されている現状もあり、果たして自分の戦略が正しいのか迷いもあります。こういった高単価で攻める戦略は間違っているでしょうか?

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この考え方、戦略。ともに素晴らしいと思います。ただし、もっと言ってしまえば、個人でやるマイクロ法人の場合は、基本的に単価50ドルでも安すぎるというのが本音です。参考にしてみて下さい。

考え方、戦略。ともに素晴らしいと思いますが…。

「出品する商品は基本的に50ドル以上。それ以下の単価になると、量をこなす必要があるため、やはりこれくらいを取引単価の最低ラインとしています…」とのことですが、この考え方、戦略。ともに素晴らしいと思います。

別のよくあるご質問「せどりや転売では高額商品を取り扱うべき?カメラや家電、アンティークなどが稼げるの?」で、純粋な作業時間や労働はそれほど変わらなくても、取り扱う商品単価によって1回の取引で稼げる利益は大きく異なる。そのため、せどりや転売において高額商品を取り扱うことは基本戦略の一つ。

こんな話を紹介しました。これは、何もせどりや転売に限った話ではありません。

もっと言ってしまえば、どんなビジネスであっても個人でやるマイクロ法人の場合は、基本的に単価50ドルでも安すぎる。これが本音です。

理想を言えば、

・最低でも単価10万円程度の売上になるもの。
・加えて粗利は5割は程度は確保したいところ(5割でも少ないほうですが)。

これくらいのビジネスをしない限り、なかなか成り立たない。何かが狂った時にビジネスが終わってしまうというのが正直なところです。

高単価、高利益率のビジネスはいくらでもある。

仮に単価が10万円であれば、

・年間200人。月に16〜17人程度のお客さんだけで年商2,000万円。
・粗利5割で、おおよそ半分の1,000万円が残る。

これだけで一般的なサラリーマンよりも十分に稼げてしまうわけです。

いわゆる情報コンテンツやビジネスのノウハウを販売するビジネスが注目されているのは、

・単価は比較的高い。
・利益率は、ほぼ100パーセントである。

こうした条件をクリアするためだから、とも言えます。

ただし、そうしたビジネスが全てではありません。高単価でこれくらいの利益率(粗利)を確保できるビジネスは、いくらでもあるものです。

粗利3割程度で、スケールするモデルもありです。

あるいは、誰でも売れるような作り込みをして、スケールさせるというやり方もあります。

私自身、過去にネイル商材を扱ったことがあります。

・ネイルというのは、基本的に誰でも売れるもの。
・自分がやらなくても売れるため、ビジネスがスケールしやすい。

こういった商材の場合は、売上の分母が大きくなりやすいため、例えば粗利3割程度であっても構いません。

・自分自身がやらなくてもビジネスが大きくなる。
・自分の手を離れてスケールしていくビジネスである。

こういったビジネスを選ばない。あくまで自分自身でやるという場合は、基本的に単価が高く、粗利が高いもの以外は、ビジネスとして手を出してはいけない。これがマイクロ法人をやる場合の原則です。

また「ただ、最近では単価の安い商品がたくさん出品されている現状もあり、果たして自分の戦略が正しいのか迷いもあります…」とのことですが、周りに影響されてしまうというのは、商売人としてはナンセンスです。

もちろん、周りの状況は常にチェックする必要があります。ただし、周りの状況に合わせて、あくまで「では、自分ならどういう戦略をとるのか?」という思考をすること。

一方で、「周りがやっているから、自分もやらないとマズい」。こういった具合に周りに流されてしまう、いわゆるフォロワー的な考え方や発想は、商売人としてNGです。

参考にしてみて下さい。

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2015-09-22 | Posted in eBay, せどり, 転売, 輸出Comments Closed