福袋のヤフオク転売。転売して利益が出るような商品を混ぜる理由は何ですか?
福袋をヤフオクで転売したいと思っています。そこでふと疑問に思ったのですが、処分品だけでなく福袋の中にヤフオクで転売しても利益が出るような商品を混ぜる店側の意図は何ですか? |
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福袋としての価値を損ねたくないこと。これが一番の理由です。 |
処分品ばかりで福袋としての価値を損ねたくない。
「処分品だけでなく福袋の中にヤフオクで転売しても利益が出るような商品を混ぜる店側の意図は何ですか?」とのことですが、福袋としての価値を損ねたくないこと。これが一番の理由です。
仮に
・福袋の中身が全く価値の無い処分品だけ ・買った顧客がそこに価値を感じないようなものばかりを入れてしまう |
こうした福袋を作って販売してしまえば、その店の福袋は二度と売れなくなります。来年からは誰も買ってくれません。
一方で
・「ヤフオクで転売しても利益が出る=普通に買うより福袋として買ったほうがお得な商品」を混ぜる ・たとえ、いくつかの処分品が混じっていても、福袋を買うことで十分にもとがとれるようにする |
こうした福袋を作れば、顧客は福袋に価値を感じます。お買い得な商品が手に入るのであれば、来年もその福袋を買いたいと思います。
これが処分品だけでなく、ヤフオクで転売しても利益が出るような商品を混ぜる店側の意図です。
どかっとまとめ買いして小分けにして売るが基本。
もちろん、店側は転売されることを考慮するよりも、店として福袋の価値を損ねないように重視するもの。
一方でこのカラクリを理解して、福袋を上手く転売する人の中には
・福袋を購入して一度、開封する ・店側が価値を持たせるために入れたお買い得商品だけ抜く ・その後、お買い得商品は単品でヤフオクで転売 ・残りの処分品(ゴミ)は再びまとめて福袋として販売 ・あるいはバラして流動性を持たせて販売 |
といったことをして稼いでいる人もいます。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、物販の基本は、まとめ売りされたものを買ってきて(仕入れて)、小分けにして流動性を持たせて売ること。流動性の原理とも言いますが、まとめ売りされていると欲しくないものも、小分けにする(バラす)だけで欲しいものに変わります。
ヤフオクなどのプラットフォームで物販をする場合は、福袋のように、まとめ売りの状態では流動性が悪く、買い手がつきにくい
一方で、福袋の中身を小分けにして売るだけで、流動性の原理が働いて売れ行きは良くなり、利益額も上がる
ヤフオクも川下の小売ビジネス。こうした小売ビジネスで儲けを出すには、どかっとまとめ買いして、小分けにして売る。これが基本であり、福袋の場合でも同じです。
参考にしてみて下さい
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