影響力の武器を読んでもコピーライティングが上手くならないのはなぜですか?
ネットビジネスやアフィリエイト、コピーライティングについて学んでいると、みなさん口を揃えてチャルディーニの影響力の武器が良いと言います。ただ、影響力の武器を読んでも、それを実践に活かせている人、実際にそれを使ってコピーライティングが上手くなる人は少ないように感じます。これはなぜでしょうか? |
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ロバート・B・チャルディーニの『影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか』は、読むというよりも使う本。単に読もうと思っても、なかなかコピーライティングに活かすことはできません。参考にしてみて下さい。 |
多くの人が影響力の武器を活かすことができない。
「影響力の武器を読んでも、それを実践に活かせている人、実際にそれを使ってコピーライティングが上手くなる人は少ないように感じます…」とのことですが、
確かにロバート・B・チャルディーニの『影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか』を読んでいる人はたくさんいます。その本を勧める人も多くいます。
その一方で、『影響力の武器』を自分自身のビジネスやコピーライティングに活かすことができる人がどれほどいるか、と言えば、その数は決して多くありません(9割以上の人が活かすことができていないと言っても過言ではありません)。
「これはなぜでしょうか?」とのことですが、答えは非常にシンプルで、『影響力の武器』は、読むというよりも使う本。単に読もうと思っても、なかなかコピーライティングに活かすことはできないためです。
『影響力の武器』を
・そのままの通りに読んでしまう。 ・登場する事例を「なるほど、こういうことか」と理解するためだけに読んでしまう。 ・自分に関係の無いこととして、読み物として読んでしまう。 ・読み物として面白いな。そういう分野があるんだ。と関心しながら読んでしまう。 |
こういった読み方では、なかなか本に書かれていることを実践で活かすことはできません。はっきり言ってしまえば、こういった読み方をする限り、何も意味ない本とも言えます。
文章を良いものに変えてやる!という気持ちで…。
一方で
「自分のビジネスでは、このテクニックは◯◯という風に使えるのでは?」 「一貫性やコミットメントで言えば、自分の商品で良かったことを書かせればよいのでは?」 |
こういった具合に、
「自分のビジネスにどう活かせるか?」を常に意識しながら読む。 「どうやってそのテクニックを置き換えることができるか?」を考えながら読む。 「自分の商品説明文をより良いものに変えてやる」という気持ちで読む。 |
こうすることで『影響力の武器』で紹介されるテクニックや要素を効果的に自社のビジネスやコピーライティングに活かしていくことができます。
これは『影響力の武器』に限った話ではなく、他の社会心理学の本、いわゆるコピーライティングで有名な本を読む場合も同じです。
特定のセールスレターやコピーを想像しながら、その文章をより良いものにしようとアンテナを張りながら読むこと。これがオススメのやり方です。
参考にしてみて下さい。
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