楽天でネットショップ運営。統計通り平均月商は本当に伸びてるの?400万円もいく?

楽天でネットショップを運営してもう10年近くになります。昨年は年商1億5,000万程度でしたが、徐々に右肩下がりといった感じです。ただ、楽天の統計を見ると1店舗あたりの平均月商は徐々に増えています。1店舗あたり月商400万円を超えているようです。ただ、実際はどうなのでしょうか。私の場合は3年前くらいをピークに1店舗あたりでいえば平均月商300万円を少し切る程度。本当に楽天の平均月商は伸びているのでしょうか?嘘じゃないですよね?

.

売上上位の店舗は平均月商も上がって、売上下位の店舗は平均月商も下がっている。言わば二極化が進んだ結果であって、全体としての売上は上がっているものだと思います。参考にしてみて下さい。

二極化が進んだ結果。全体としては上がっている?

「楽天の統計を見ると1店舗あたりの平均月商は徐々に増えています…」とのことですが、その統計が何を示しているのか。中央値なのか偏差値なのか平均値なのかで話は変わります。

 仮に平均値であった場合、売上上位の店舗は平均月商も上がって、売上下位の店舗は平均月商も下がっている。言わば二極化が進んだ結果であって、全体としての売上は上がっているものだと思います。

 また、「本当に楽天の平均月商は伸びているのでしょうか?嘘じゃないですよね?」とのことですが、もちろん嘘では無いと思います。

 楽天も上場企業です。仮に各店舗が取り扱う商品に問題があっても「場を貸しているだけ」という言い訳が成り立ちます。一方で、さすがに平均月商などのデータで嘘はつけないもの。まず間違いなく正確な数値だと思います。

体力の無い店舗が、ふるい落とされた結果とも。

「1店舗あたり月商400万円を超えているようです。ただ、実際はどうなのでしょうか…」とのことですが、この構造を1店舗1店舗ミクロに観察していくと、おそらく廃業している店舗がもの凄い数出てきているものと想像します。

・平均月商を押し上げる要因となる上位の店舗はその売上を伸ばしている。
・一方で、平均月商を押し下げる要因となる下位の店舗は廃業している。

 つまり、売上をあげる要素は増えて、売上を下げる要素は統計に入らなくなる。

 こういう数字のマジックやカラクリで平均月商が徐々に伸びているように見える、という可能性はあります。言い換えれば、単純に体力のある店舗が残り、無い店舗がふるい落とされた結果のデータともいえるでしょう。

 特に楽天の場合は、楽天税と呼ばれるような場代(上納金)を収められずに黒字倒産してしまう店舗が多くあります。

 別のよくあるご質問でも紹介しましたが、大手のネット商店街、オンラインモールでは、集客を依存してしまうことで入金サイクルを握られてしまう。あるいは高額な出店料(上納金とも)を支払わざるを得ない状況になっているのが現状です。

 単純に勝ち組の店舗と負け組の店舗が二極化してきている。これらがデータに表れているものだと思います。参考にしてみて下さい。

回答者プロフィール:岩松勇人(いわまつはやと)

株式会社NIC 代表取締役。脱サラ失敗から2億を稼ぐ社長に。現在は、楽天市場、DeNAショッピング(ビッターズ)、ネットショップなど。複数の販路展開して物販事業を拡大中。


 副業の疑問や質問をキーワードで検索する。

関連記事

2015-07-22 | Posted in ネットショップComments Closed