Amazonや楽天市場アフィリエイトは直接提携かそれともA8などASPを間に通すべきか?

Amazonと楽天市場のアフィリエイトをやろうと思っています。この場合、それぞれAmazonと楽天市場のアフィリエイトに直接登録するべきなのか、あるいはA8.netなどのASPを通してアフィリエイトを登録するべきか?どちらが稼ぎやすいでしょうか?

.

報酬面だけで考えた場合は、仲介者を挟まない直接提携(契約)が基本です。ただし、そもそも今取り組もうとしているジャンルが大きく稼げるかどうかも疑う必要があります。参考にしてみて下さい。

直接提携するべきかASPを介して登録すべきか?

「それぞれAmazonと楽天市場のアフィリエイトに直接登録するべきなのか、あるいはA8.netなどのASPを通してアフィリエイトを登録するべきか?どちらが稼ぎやすいでしょうか?」とのことですが、

 別のよくあるご質問で紹介した、アフィリエイトには即金性が全く無いという話に通ずる部分がありますが

 今回ケースに限らず、実際に商品やサービスにお金を支払う人から、

・距離が遠くなればなるほど
・その人との間に仲介者が入れば入るほど

 あなたの手元に入る報酬は減り、手に入るまでの時間もより長くかかるようになる(即金性も無くなっていく)。

 これがビジネスの基本的な考え方です。

 例えば、

・実際に商品やサービスを購入する人がA
・その販売に携わって報酬を得るあなたがZ
・それ以外を、そのビジネスにおける仲介者

 とした場合、

1.A→Z
2.A→B→Z
3.A→B→C→Z

 の3パターンで比較すれば、

 現金商売のように、実際に商品やサービスにお金を支払う人から、直接お金を受け取ることができる1のパターンが、報酬も即金性も一番高くなります。

 次点は2のパターン。1と比較して、実際に商品やサービスにお金を支払う人とのあいだに、ASPなどの仲介者を挟めば、その分、報酬も即金性も低くなります。

 同様に報酬、即金性ともに一番低くなるのは3のパターン。3のように、仲介者が複数入っていくようになると、報酬も即金性もどんどん下がっていってしまいます。

仲介料を支払だけの価値があることも事実ですが…

 上記の前提を踏まえたうえで、

・Amazonや楽天市場と直接アフィリエイト契約する場合
・あいだにA8.netなどのASPを挟む場合

 どちらが、より報酬が高くなるかと言えば、もちろん前者です。

 実際、Amazonは直接アフィリエイト契約を結んだ場合は、発生したアフィリエイト報酬に対して、ほぼ全承認。

 一方で、あいだにASPを挟むと、その承認率が悪くなる、といったケースもあります(商品や販売状況によって異なります)。

 もちろん、ASPに限らず、仲介してくれる人や会社は、存在しているだけの理由や価値、仲介料を支払うに見合うだけの価値があることも事実です。

 仲介者の存在によって、

・営業や交渉の手間が省ける
・なかなか聞きづらい情報も手にすることができる

 こういったことがあることも否定できません。

 ただし、報酬面だけで考えた場合は、繰り返しますが、仲介者を挟まない直接提携(契約)が基本です。

・直接提携にするのか
・仲介者として誰かを挟むのか

 どちらがあなたの状況に合っているのかに応じて、適切な方法を選ぶことが重要です。

そもそもAmazonや楽天市場は稼ぎやすいのか?

 ここまでAmazonや楽天市場と直接アフィリエイトの提携をする場合と、ASPをあいだに挟む場合を比較しましたが、

 そもそもの前提として「アフィリエイトのプログラムとしてAmazonや楽天市場は稼ぎやすいのか?」といえば、決してそういうわけでもないため、注意が必要です。

 というのも、Amazonも楽天市場も、アフィリエイトの報酬割合(販売した商品代金に対して得られる手数料)は、一桁台が基本。

 中には1〜2パーセント前後のアフィリエイト報酬しかもらうことのできないプログラムも存在します。

 仮にアフィリエイト報酬1パーセントであれば、あなたが1万円の商品を販売しても、報酬をとして手にできるのは、わずか100円。

『稼ぐ』という言葉の定義にもよりますが、例えば、副業にプラスで数万円、あるいは専業でそれだけで食っていくために月30万円程度稼ぐとなると、

 実際には、数百万〜数千万円の商品販売が必要となり、かなりの経済圏を作り出さないといけないことになります。

 もちろん、それだけの経済圏を作り出すことは一筋縄ではいきません。

 これはAmazonや楽天に限った話ではありませんが、もしアフィリエイトで稼ぎたいのであれば、アフィリエイト報酬が一桁パーセントなど、報酬割合が低いものは、あまりオススメできないことを、ご理解下さい。

クリック報酬型の案件と同じ動きが求められる

 これは、別のよくあるご質問「クリック報酬型のアドセンスと物販(ASP)アフィリエイトは稼ぎ方が全く違いますか?」の中でも紹介しましたが、

 あまりに報酬割合が低いアフィリエイトというのは、どちらかというと、アドセンスやnend、andcなどの『クリック報酬(成果)型のアフィリエイトプログラム(案件)』と同じような動きが求められます。

・いかに自社の媒体を大きく育てるか
・いかに自社の媒体の影響力を強めるか
・その上で、いかにその広告枠を高値で販売するか

 という、いわゆるマス広告や広告代理店型のビジネスに近い動きが必要となります。

 当然、そういったモデルで収益化をしていくためには、

・膨大な量のアクセス(トラフィック)
・そのアクセスを生むための作業量

 こういったものが求められます。

「アドセンスなどのクリック報酬型のプログラムが、労力に見合った報酬が得られるビジネスモデルである」という考え方を持つ人であれば、同様のモデルでAmazonや楽天市場のアフィリエイトに取り組むことも一つです。

 一方で、そうでないケースでは、こうした稼ぎ方は、あまりオススメできるものではありません。

同じ一人を動かすなら、より報酬割合の高い案件を

 報酬割合が一桁台のAmazonや楽天といったアフィリエイトプログラムがある一方で、大手ASPのA8.netやアクセストレード、バリューコマースなどでプログラムの検索をしてみると、

・1件の資料請求に対して1,500円の報酬
・無料の求人登録に対して1万円の報酬
・3,000円の物販に対して3,000円の報酬

 こういった案件はザラにあります。

 一方は、一人のお客さんを動かしても100円しか貰えない。一方は、一人のお客さんを動かして1万円の報酬を受け取ることができる。

 動かしているお客さんは同じ一人であっても、そこには報酬面で100倍以上の開きがあります。

 では、「両者のお客さんを、それぞれ動かす難易度は、果たして報酬面と同じだけ(=100倍)の差があるか?」といえば、決してそんなことはありません。

 もちろん、扱う商品やサービスにもよりますが、その商品やサービス、プログラムとあなたの相性によっては、

・報酬割合の高い商品のほうがアフィリエイトし易い
・両者のアフィリエイト難易度は、それほど変わらない

 こうしたケースも多くあります。

 そのため、同じ一人を動かすのであれば、より報酬割合の高いアフィリエイトに取り組むべき。

 これが基本的な考え方であり、報酬割合が一桁台など、極端に料率が悪いプログラムをオススメできない理由です。

ニッチなジャンルや案件で件数を獲得する方法も…

 もちろん、1件あたりの単価が数万円など、アフィリエイト報酬が高いジャンルやプログラムには、それなりに強いライバルも多くいるため、難易度は高くなります。

 一方で、1件あたりのアフィリエイト報酬が2,000〜3,000円程度のもの。報酬単価が1万円を切るようなジャンルやプログラムの中には、

・組織化している強いアフィリエイターが参入しない
・法人化して事業レベルでやってる人が選ばない

 こういった、いわゆるニッチなジャンルやプログラムも多く存在します。

 そういった強力なライバルが参入してこないジャンルやプログラムをあえて選択して数(件数)を多く獲得する。

 具体的には

・1件数百〜数千円の案件を月何百〜何千件も獲得する
・そうやって月数百〜1千万以上の報酬を稼ぐ

 こういった戦略を用いて、アフィリエイトで大きく稼いでいる人もいます。

 別のよくあるご質問「副業アフィリエイトで月100万稼ぐために必要な17のこと。ASPや広告主が教えてくれないアフィリエイトのリアルをまとめてみた」の中でも、同様のご質問を詳しく紹介しています。

 参考にしてみて下さい。

 なお、この辺り、無料公開中の漫画の中でも詳しく紹介しています。併せて参考にしてみて下さい。



漫画(全編)を読んだ方のご感想:


回答者プロフィール:岩松勇人(いわまつはやと)

株式会社NIC 代表取締役。脱サラ失敗から2億を稼ぐ社長に。現在は、楽天市場、DeNAショッピング(ビッターズ)、ネットショップなど。複数の販路展開して物販事業を拡大中。


 副業の疑問や質問をキーワードで検索する。

関連記事