クリック報酬型のアドセンスと物販(ASP)アフィリエイトは稼ぎ方が全く違いますか?

今まで、主にアドセンスやnend、andcなどのクリック成果(報酬)型のアフィリエイトで稼いできました。クリック成果のアフィリエイトである程度稼げる限界を感じているため、最近では、いわゆる物販アフィリエイトやASPアフィリエイトと呼ばれるような、物販や申込で成果が上がるようなアフィリエイトにも挑戦しています。ただ、アドセンスの時とは違い、なかなか思うように成果が上がりません。クリック報酬型のアドセンスと物販アフィリエイトは稼ぎ方が全く違うのでしょうか?

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一見似たように見える両者のアフィリエイトも、その性質やビジネスモデルは全く異なります。当然、その稼ぎ方も異なるため注意が必要です。参考にしてみて下さい。

両者は、その性質もビジネスモデルも全く異なる

「クリック報酬型のアドセンスと物販アフィリエイトは稼ぎ方が全く違うのでしょうか?」とのことですが、

 確かに両者は、『ネットビジネス』という大きな枠組みでいえば、同じジャンルに属するビジネスかもしれません。

 また、『アフィリエイト』という言葉が幅広い意味を持つようになったため、両者を混同して、似たようなビジネスモデルだと捉えている人も少なくありません。

 しかし、

・アクセスやPVが集まるサイトを作成する
・サイト内の広告をクリックしてもらうことで報酬を得る

 というアドセンスやnend、andcなどの『クリック報酬(成果)型のアフィリエイトプログラム(案件)』と、

・アフィリエイトリンクを踏ませて広告主のサイトに送客
・リンク先で商品の販売や申し込み、資料請求をしてもらう
・そのアクションに対して報酬を得る

 こういった、見込み客に何かしらの行動(アクション)を起こさせるような、いわゆる『物販アフィリエイト』や『ASPアフィリエイト』と呼ばれるようなアフィリエイトプログラム(案件)。

 両者は、その性質もビジネスモデルも全く異なるもの。当然、その稼ぎ方も異なるため、注意が必要です。

両者を混同してしまえば大きな成果には繋がらない

 クリック報酬型のアフィリエイトと、物販アフィリエイトやASPアフィリエイト。

 同じ『アフィリエイト』や『ネットビジネス』と名の付くものだからと両者のビジネスを混同してしまえば、なかなか大きな成果に繋げていくことはできません。

 特に、アドセンスなどのクリック報酬型のアフィリエイトで稼いだ経験のある人は、その考え方(※)を、そのまま物販アフィリエイトや、ASPアフィリエイトに持ち込んでも、なかなか大きな稼ぎには繋がりません。

 いったん、考え方をリセットすること。

 思考を整理し、新しいビジネスを学ぶつもりで物販アフィリエイトやASPアフィリエイトに取り組むことをオススメします。

※こうした考え方を揶揄(やゆ)して『アドセンス脳』や『アドセンス思考』と言ったりします

 では、そもそも『クリック報酬型のアフィリエイト』と、いわゆる『物販アフィリエイト』や『ASPアフィリエイト』は何かどう違うのか。

 この点を整理し、正しく理解すると

・両者のアフィリエイトにおける稼ぎ方の違い
・それぞれの方法で、大きく稼ぐために必要なこと

 こういったポイントが見えてきます。

マス広告や広告代理店のスモール版だと思えば…

 まず、アドセンスに代表される『クリック報酬型のアフィリエイト』ですが、

 そもそも、アドセンスでもnendでも、andcでも、広告のクリックによって成果が発生するタイプのクリック報酬型のビジネスモデルは、いわゆるマス広告や広告代理店型のビジネスに近いモデルと言えます。

・オフラインで言えば、新聞や雑誌、テレビ
・オンライン上で言えば、リクルートやサイバーエージェント

 などなど、世間一般的に、マス広告や広告代理店と呼ばれるもの。

『こういったビジネスのスモール版がクリック報酬型のアフィリエイトである』とイメージすると、より分かりやすいかもしれません。

 マス広告や広告代理店型のビジネスは、

・いかに自社の媒体を大きく育てるか
・いかに自社の媒体の影響力を強めるか
・その上で、いかにその広告枠を高値で販売するか

 こういった点がビジネスモデルの根幹を成しています。

 もちろん、特定の(偏った)読者を集めている雑誌や新聞など、そのターゲティングの濃さを広告価値とするケースもあります。

 しかし基本的には、その媒体の大きさが広告枠の価値を決めるもの。

 そのため、こういったビジネスモデルで大きく稼ごうと思えば、影響力のある媒体を作り出すことがビジネスを成功させる必須条件となります。

いかに媒体を大きく育て、影響力を強めていくか…

 一言に『媒体の影響力』と言っても、その指標は様々にありますが、媒体の影響力を表す要素として、オフラインの新聞や雑誌であれば、その発行部数が一つの指標となります。

 新聞も雑誌も、基本的には発行部数が多ければ多いほど、その広告枠(スペース)は影響力があるものとなり、お金を払って広告を載せる広告主にとって魅力的なものとなります。

 同様にテレビであれば、視聴率が一つの指標。

 いわゆる『数字が取れる』番組(や時間帯)は、それだけ影響力も高まりやすく、広告主にとっても魅力的な広告枠となり、高値で取引されるようになります。

 同様に、オンライン上のメディアであれば、そのPV(ページビュー)数が命。

 基本的には、PV数が高まれば高まるほど、広告媒体としての価値は高まり、その広告枠も高値で取引されるようになります。

 そして

・いかに自社の媒体を大きく育てるか
・いかに自社の媒体の影響力を強めるか
・その上で、いかにその広告枠を高値で販売するか

 といった点は、マス広告に近いビジネスモデルであるアドセンスなどのクリック報酬型にも同様のことが言えます。

それ一本でいくなら最低でも20〜30万PVを…

 実際、アドセンスの公式ページにも「多くの広告主が広告スペースを求めています」とあるように、アドセンスも「その広告枠をいかに魅力的にして、それを販売するのか?」がビジネスの根幹を成しており、その稼ぎの額を左右するとも言えます。

 こうした前提を踏まえると、アドセンスでも何でも、クリック報酬型のアフィリエイトで稼ごうと思えば、

・とにかく媒体を大きく育てること
・とにかく自社媒体の影響力を強くすること
・それなりのPV数を維持する媒体を作り出すこと

 その広告枠を高値で販売するうえで、こういった点が非常に重要となります。

 なお、ここで言う『それなりのPV数』とは、あなたが、その媒体を通じて稼ぎたい額によって異なります。

 例えば、アドセンスで収益化を目指す媒体の一つの目安として、『1PV=1円程度のアドセンス報酬を稼ぐことができれば、かなり優秀』と言われています。

 そのため、例えば、アドセンスなどのクリック報酬型のアフィリエイトで月5万円を稼ぎたいと思えば、最低でも月間5万PVは欲しいところ。

 アドセンスだけで20〜30万円を稼いで、それ一本で食っていこうと思えば、同様に最低でも20〜30万PVのアクセスを集めるサイトを作る必要があります。

とにかくPVを伸ばしていくことが正解となります

 アドセンスに限らず、クリック報酬型のアフィリエイトで月に数百万円以上稼ぐ人は、

・芸能ネタなどトレンドの波に乗ってアクセスを稼ぐ
・普遍的に検索回数が多いネタでアクセスを稼ぐ
・独自性のある面白いコンテンツでアクセスを稼ぐ
・バイラル系のコンテンツを拡散させてアクセスを稼ぐ

 などなど。

 アクセスを集めるための様々な方法を駆使して、影響力のあるメデイアを作っています。

 また、クリック報酬型のアフィリエイトで稼ぐ場合には、とにかくPVを伸ばしていくことが正解となるため、

・外注化を駆使して記事を大量に生成していく
・そうやってどんどん媒体を大きくしていく

 こういったプロセスを通じて

・月間数十〜百万PV程度のサイト作りだす
・それらのサイトを複数保有する
・トータルで月間数百万円PV=報酬を稼ぐ

 こういった形で、アフィリエイト報酬を得ているアフィリエイター(やブロガー)がほとんどです。

 これは言い換えれば、クリック報酬型のアフィリエイトで稼ごうと思えば、少なくとも月間で数十万〜数百万円万を叩き出す大きな影響力を持つメデイアを作りだす必要がある、とも言えます。

 これがアドセンスに代表されるクリック報酬型のアフィリエイトの概要です。

アクションを促せない限り、一銭も稼げないもの

 一方で、別のよくあるご質問「副業アフィリエイトで月100万稼ぐために必要な17のこと。ASPや広告主が教えてくれないアフィリエイトのリアルをまとめてみた」でも紹介しましたが、

『物販アフィリエイト』や『ASPアフィリエイト』と呼ばれるようなアフィリエイトの場合、その実態は、フルコミッション(フルコミ)の代理店営業そのもの。

 とにかく影響力(PV数)のある媒体を作って、その広告枠を販売するクリック報酬型のアフィリエイトと異なり、

・アフィリエイトリンクを踏ませて広告主のサイトに送客

 だけでは、全く成果を得ることはできません。

 アフィリエイトリンクを踏んでもらい、広告主のサイトに送客した後に

・リンク先で商品やサービスを購入してもらう
・あるいは、何かの申し込みや資料請求をしてもらう

 こういったアクションを促すことができない限り、報酬は一銭も発生しない。

 これが、いわゆる『物販アフィリエイト』や『ASPアフィリエイト』と呼ばれるビジネスの世界です。

クリック報酬型とは、また違った難しさがあるもの

 これは言い換えれば、『物販アフィリエイト』や『ASPアフィリエイト』は、単に大量のアクセスを集めるだけでなく、

・適切な見込み客(アクセス)だけを集める力
・集まったアクセスを報酬に転換する販売力

 こういったものが求められるビジネスとも言えます。

・どんなアクセスであれ、とりあえずアクセス数を集め
・PV数を伸ばし、影響力のある媒体を作る

 それさえできれば、それなりに稼ぐことのできるクリック報酬型のアフィリエイトと違い、

・特定のニーズを持った、見込み客だけを集める
・しかも、購買意欲や行動意欲の高いアクセスを集める
・そのアクセスに対して適切なコンテンツを返す
・その上で、広告主のサイトに無理なく送客して成約させる

 こういったステップが求められます。

 クリック報酬型のアフィリエイトとは、また違った難しさがあることを、正しくご理解下さい。

 なお、いわゆる物販アフィリエイトやASPアフィリエイトと呼ばれる方法で大きく稼いでいく方法については、

 別のよくあるご質問「副業アフィリエイトで月100万稼ぐために必要な17のこと。ASPや広告主が教えてくれないアフィリエイトのリアルをまとめてみた」の中でも詳しく紹介しています。

 参考にしてみて下さい。

 なお、この辺り、無料公開中の漫画の中でも詳しく紹介しています。併せて参考にしてみて下さい。



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回答者プロフィール:岩松勇人(いわまつはやと)

株式会社NIC 代表取締役。脱サラ失敗から2億を稼ぐ社長に。現在は、楽天市場、DeNAショッピング(ビッターズ)、ネットショップなど。複数の販路展開して物販事業を拡大中。


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2016-03-31 | Posted in アドセンス, アフィリエイト, ネットビジネス, 儲かる, 稼ぐ, 起業、独立Comments Closed