ネットショップ運営。なぜヨーロッパからの輸入ビジネスは少ないのでしょうか?

Amazonや楽天、ヤフオクなどに出店されている、いわゆるネットショップ店長の方々と交流する機会がありました。そこで話を聞いていて不思議に思ったのは、中国やタイなどの東南アジアへの買い付けや日本への輸入はありますが、ヨーロッパへの買い付けとなると、なかなか話を聞きません。やはり物理的な距離や物価の問題なのでしょうか?なぜヨーロッパからの輸入ビジネスは少ないのでしょうか?

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ヨーロッパと日本にあまりギャップが無い。あるいは所得水準や物理的な距離の問題もあります。参考にしてみて下さい。

ヨーロッパと日本には、あまりギャップが無い。

「なぜヨーロッパからの輸入ビジネスは少ないのでしょうか?」とのことですが、一つは、ヨーロッパと日本にあまりギャップが無いという点です。

・ヨーロッパに売っているもので、日本に入ってきていない(日本未発売)のもの。
・その中でも、日本で人気や需要があって売れるもの。

 この条件が揃う商品がなかなか無いためです。

 ヨーロッパで作られる商品のうち、日本人に人気がある商品は、東京など日本の都市部に行けばほとんど手に入れることができます。そのため、わざわざヨーロッパに買い付けに行っても、輸入という行為でなかなか付加価値を付けることができません。

 これがヨーロッパからの輸入ビジネスが少ない一つの理由です。

 仮に、ヨーロッパに買い付けに行く場合も

・為替の大きな変動によって一時的な価格差が生まれる。
・そのタイミングで上手くギャップをついて、ロレックスなどを大量に仕入れる。

 こうしたやり方で無い限り、なかなか輸入という行為に付加価値を付けて、おいしい思いはできません。

輸入という行為で大きな付加価値を付けやすい。

 一方で、中国やタイ、インドネシアなど東南アジアに行くと

・現地で、職人さんがこだわって作った非常に品質の良い家具が買える。
・しかも、信じられないほど安い値段で、それらの家具を仕入れることができる。

 こうしたケースが時代や場所によってあるにはあります。もちろん、こうした商品は現地に買い付けにいかなければ手に入らないもの。いくら東京で商品を探しても、手に入れることができません。

 この場合、輸入という行為で大きな付加価値を付けやすい(儲けやすい)。そのため、自然と中国やタイなどの東南アジアからの仕入れを行うネットショップが多くなっています。

所得水準の問題や物理的な距離も大きく影響する。

 また、「やはり物理的な距離や物価の問題なのでしょうか?」とのことですが、

 確かに、ヨーロッパと日本は所得水準も似ているため、なかなか両者で仕入れ値と売値の価格差を見つけるのは難しいもの。一方で、アジアの場合は、そもそも所得水準が違うため、仕入れ値と売値に価格差を出しやすい(利益を乗せやすい)というメリットもあります。

 加えて、実際に輸入してみるとよく分かりますが、ヨーロッパからの輸入はその輸送費も半端じゃないほど高くなります。物理的な距離があるのも、大きな理由と言えます。

 確かにイタリア製の家具など、魅力的な商品も数多くあります。しかし、よっぽど上手くやらない限り、薄利で終わるもの。滅茶苦茶儲かるというわけではないことを、ご理解下さい。

 参考にしてみて下さい。

 なお、この辺り、無料公開中の漫画の中でも詳しく紹介しています。併せて参考にしてみて下さい。



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回答者プロフィール:岩松勇人(いわまつはやと)

株式会社NIC 代表取締役。脱サラ失敗から2億を稼ぐ社長に。現在は、楽天市場、DeNAショッピング(ビッターズ)、ネットショップなど。複数の販路展開して物販事業を拡大中。


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2015-08-11 | Posted in Amazon, ネットショップ, ヤフオク, 中国輸入, 儲かる, 転売, 輸入Comments Closed