副業Q&Aとは
マイナス60万円。これは何を意味する数字なのか?
マイナス60万円
これが何を意味する数字なのか、あなたには分かりますか?
これは、ここ20年で失われたサラリーマンの平均年収です。
上記のグラフは平成7年(1995年)から平性24年(2014年)までの約20年間のサラリーマンの平均年収の推移を表したもの(統計元:国税庁 平成25年 民間給与実態統計調査結果より)。
平成9年の467万円をピークに、サラリーマンの平均年収はどんどん下がり、平成24年は408万円まで落ち込んでいます。
この20年で年収は約60万円下がる。これは月換算で毎月の給与が5万円も減っていることを意味します。
知らぬ間に毎月の給与が5万円、年間で60万円も減っている。どうりで生活が苦しくなったように感じるわけです。
そして、この流れはとどまることを知らず、今後ますます、サラリーマンの平均年収は下がっていくことが予想されます。
また、総務省統計や住宅金融支援機構統計、文部科学省/日本学生支援機構統計、生命保険文化センター調査がまとめたデータによると、
・生活費 |
全てトータルした金額は、30歳から75歳までにかかる費用の合計で
A. 子ども1人で全公立/ゆとりない老後 1億9629万円 |
これを1年あたり、ひと月あたりで計算すると
A. は毎年436万円。月換算で36万円。 |
30歳からの45年間で毎年436〜556万円。これだけの費用がかかります。
平均年収408万円ほどでは、単純計算で子ども1人すら満足に育てることができない(あるいはギリギリなんとかやっていける程度)。まず貯金はできません。
万が一のことが起こった場合には、全てが狂ってしまう、言わば、薄氷の上を歩いているようなものだと分かります。
そして、この状況は、悪くなることはあっても、大きく改善していくことはまず期待できません。何も手を打たなければ、この先どうなっていくのか。
それは、火を見るより明らかです。
「あなたは、今貰っている毎月の給与が、今よりさらに下がっても、これだけの費用を払い続け、変わらず生活していくだけの経済力があるでしょうか」
「茹でガエル現象」という言葉があります。
既に沸騰している鍋にカエルを入れようとしても、すぐに逃げ出してしまいます。一方で、水が入った鍋であればカエルは、おとなしく鍋の中に留まります。
カエルは急激な温度変化には気付くことができても、徐々に鍋内部の温度が上がっていくことには気付きません。
水の状態から始めて鍋を弱火にかける。徐々にその温度を上げていけば、カエルに気付かれることなく、最後には「茹でガエル」にすることができるという話です。
乱暴な言い方をしてしまえば、今、サラリーマンが置かれている状況も、このカエルと全く変わりません。
「毎月給与をもらうことが一番の安定」
未だに日本では、そういったサラリーマン神話が崩れることはありません。
しかし、その安定だと思っていた給与が徐々に減らされている。
カエルに気付かれないよう鍋の温度を上げるように、ギリギリ満足できる金額のバーを徐々に下げられる。気付けば年間60万円、月換算で5万円も給与が減らされている。
今でさえ、苦しい中でやりくりしているにも関わらず、今後ますます、給与は下がっていく。何も手を打たなければ、どんどん状況は悪化していきます。
数年先に気付いた時には、もう手遅れ。知らぬ間に「茹でガエル」状態になっている。こういった状態は避けて通れません。
副業に対する興味関心は年々高まっているが…。
平均年収は下がり続け、一向にその回復の兆しが見えない。そうやってサラリーマン神話が崩れつつある中で、危機感を感じた多くのサラリーマンが、今、副業を考えています。
実際、キーワードのトレンドを調べることができる「Googleトレンド」というツールで「副業」というキーワードを調べてみると、
こういった時代背景を映すように、年々、人々の「副業」に対する興味関心が高まっていることが分かります。
しかし、いざ副業に取り組もうと思っても、転売、せどり、輸出入ビジネス、ネットショップ、ハンドメイド、アフィリエイト、株式投資、FXなど。その種類は様々です。
また、それぞれの分野において
・本物の情報を集めようと思っても、なかなか見つからない。 |
これが現状です。
そこで、そのギャップを埋めるために設立されたのが、この副業Q&Aです。
副業Q&Aを運営する副業総合研究所は「どうすれば副業や起業を成功させ、狙った成果を出せるようになるのか」。その答えを追求する、ビジネスに特化した研究機関です。
オフライン、オンライン双方で豊富なビジネス経験を持つ社長が、
・これから副業や起業をスタートさせる。 |
こういったタイミングで抱く様々な疑問や質問に、包み隠さず本音で答えています。
例えば、その一例を紹介すると
30歳を機に脱サラ。起業するなら何で起業するべきですか?やはり、稼げるイメージを抱くのはネットビジネスです。いわゆるネットビジネスと呼ばれるようなジャンルから選ぶべきでしょうか。これまでのキャリアを振り返って、果たして今自分自身が持っている能力が起業後も活かせるものなのかどうかも疑問です。この場合、新たに起業のために学び直しが必要でしょうか? |
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やはり個人的にオススメなやり方は、これまでのキャリアを活かせるようなビジネスを考えること。競争優位性のあるビジネスで起業することです。仮に今の自分に能力がスキルが不足しているとうい場合は、まずは起業を疑似体験できる場に身をおいてみること。そうやって学んだり、再現性を検証するやり方がオススメです。参考にしてみて下さい。 |
これまでのキャリアを活かせるようなビジネスを。
「30歳を機に脱サラ。起業するなら何で起業するべきですか?」とのことですが、
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、基本的にビジネスにおいては、一つの流れができたら、その延長で次のビジネスを展開していくこと。ジャンルを変えて横展開するというよりも、そのジャンルをより深堀りしていくこと。これが基本戦略です。
こういった前提を踏まえたうえで、やはり個人的にオススメなやり方は、
・今までやってきた事業の延長で起業を考えること。 |
これが基本です。
確かに誰でも手軽に稼げるイメージがあるが…。
また「やはり、稼げるイメージを抱くのはネットビジネスです。いわゆるネットビジネスと呼ばれるようなジャンルから選ぶべきでしょうか…」とのことですが、
ネットビジネスには
「資金無く、リスク無くできるように見える」 |
良くも悪くもこうしたイメージがあります。
もちろん、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、確かにネットビジネスは本当に自己資金ゼロ、無料から始められるため、非常にリスクが低い。リスクを最小限に押さえて大きな成果を狙えるのが、その醍醐味でもあります。これは事実です。
ただし、それは裏を返せば、ライバルや新規参入者にとっても、こうしたメリットがあることを意味するもの。今後、ライバルと成り得る人々もまた、ネットビジネスに対して同様のイメージを抱くものです。
参入障壁低い=事業として成立する可能性も低い。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、ビジネスの本質はブランディングすること、差別化していくことにあります。言い換えれば、競争優位性をいかに築くどうかとも言えます。
そういう意味で、
・参入障壁が低く、誰もが出来そうだと思うビジネス。 |
こういったビジネスは、競争優位性が弱いとも言えます。
・後発のライバルたちに無限にパクられてしまう可能性もある。 |
オフラインで言えば、まさに飲食店などが良い例です。「参入障壁が低いこと=ビジネスとして成り立つ可能性も低いこと」。この事実を。よくご理解下さい。
この前提を踏まえてうえで、個人的にオススメしたいのは、やはり参入障壁が高いビジネスをするということ。
極端な例ですが、例えば、
・前職で軍事産業における、何かのネジを作っていた。 |
こういったビジネスの場合は、
・参入障壁が高く、誰もが出来ると思えないビジネス。 |
などなど。よっぽど競争優位性が高いと言えます。その人(や会社)にしか作れない場合も考えられます。
優位性が築けない限り、安易な起業はNGです。
もっと言えば(かなりのレアケースかもしれませんが)、最強なのは大手メーカーなどの研究機関で特定の技術に携わるような仕事をしていた人。
例えば
・東芝のような大きな会社には、研究室が山のようにある。 |
こういった技術を持っている場合は、かなりの優位性があると言えます。仮にこういった技術を持った人が、独立や起業を考えた場合、
・会社としては、その技術を持って独立されてしまえば終わってしまう。 |
こうした現状があります。
逆に言えば、
・起業にあたっては、これくらいの競争優位性を築いておきたいもの。 |
これが本音です。
傍から見るとお手軽に儲けている感、満載でも…。
確かに、起業して成功する人の中には、「誰かに雇われるような生活をしたくないから…」といった理由でビジネスをスタートさせる人もいます。
しかし、そういった、安易な考え方で起業してしまう。言ってしまえば、甘い考え方でスタートしてビジネスを成功させる。こうしたケースは、かなり稀です。
また、傍から見ると、
・誰かに雇われたくないだけ、という甘い考え方で起業して成功している。 |
こうした起業家。特に若い世代の経営者は多くいます。
しかし、冷静になって彼らが成功している要因を紐解いてみると、人と違うことをやりまくっている。競争優位性を山のように作っているのも事実です。
例えば、ITやネットビジネス系の起業家の多くは
・プログラミングの能力が異常なほどに高い。 |
などなど。はっきり言って、決してお手軽に儲けているわけではないというのが真実です。
私の知り合いにも若くして成功している経営者は多くいます。彼らは、
・まず経営者としてのデビューが早い。スタートラインがそもそも違う。 |
などなど。そのデビューの早さや、スタートの時期一つをとっても、その時点で、かなりの優位性があるもの。繰り返しますが、起業する場合も、こういった優位性が無いと、なかなかキツいというのが現実です。
起業後に前職の経験をなかなか活かせない人は…。
加えて「これまでのキャリアを振り返って、果たして今自分自身が持っている能力が起業後も活かせるものなのかどうかも疑問です。この場合、新たに起業のために学び直しが必要でしょうか?」とのことですが、
前述の通り、
・今までやってきた事業の延長で起業を考えること。 |
これが基本です。
ただし、こういったアドバイスをしても、前職の経験を活かして起業しようと思っても、なかなか活かせない人というのは多くいます。
別のよくあるご質問でも紹介しましたが、大きな会社のマーケティング部に所属してマーケティングの仕事で成果をあげる。そのマーケティングの知識や専門性を活かして独立できると考える。しかし、起業後に実は自分自身のしていたことは、マーケティング活動のごく一部だったと気付く。気付いた時には手遅れで、サラリーマン時代の実績が全く通用せずに失敗してしまう。
実際に、こういったケースは多々あります。
まずはプレ起業。起業を疑似体験できる場で学ぶ。
そのため、仮にサラリーマン経由で将来的に起業を考えている場合は、まずは、しっかりと自分の総合力がつく場で学ぼうとすうこと。
例えば
・あえて小規模で整っていないベンチャーに入る。 |
こういった場で学んでみてから起業する。こういったやり方も効果的です。
言ってしまえば、こうした場はプレ起業なようなもの。起業を疑似体験できるような場とも言えます。
・仕事は分業されず、ヒト・モノ・カネの経営資源も全く不足している。 |
本気で起業を考えている場合は、一度、こういった場に身をおいてみること。実際に起業する前に、こうした場で起業を疑似体験することで、
「本当に自分は起業して食っていけるのか」 |
こういったことを検証することができます。
この辺り、別のよくあるご質問「自宅で手軽に始められる副業を探し中。最終的に脱サラして一人で稼ぐことが目標です」でも、同様のご質問を詳しく紹介しています。
併せて参考にしてみて下さい。
まずは自宅で手軽に始めることのできる副業を探しています。最終的には脱サラして自分一人で稼ぐことができるのが目標です。ただしいきなり会社を辞めるほど冒険はできません。仕事終わりに自宅で少しずつできる副業やネットビジネスがあれば知りたいです。アドバイスお願いします。 |
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まずは自宅にある不要品をヤフオクなどのプラットフォームで収益に変えること。そうやってネットを使ってお金を得る感覚や、ビジネス感覚を養うのがオススメです。 |
原価ゼロ円のものを売り、収益をプラスにする。
「まずは自宅で手軽に始めることのできる副業を探しています…」とのことですが、一番手軽なのは、別のよくあるご質問でも紹介しましたが、ヤフオクなどのオークションサイトを利用した不要品販売です。不要品という(仕入れ値)原価ゼロ円のものを売ることで確実に収益をプラスにすることができます。
また、これも別のよくあるご質問で紹介しましたが、原価がかからないという意味でいえば自分自身を資本として見ることもできます。個人間をマッチングさせるLancersや@SOHO、クラウドワークスなどのサイトを利用し、原価ゼロ円である自分自身を資本として労働することで確実に収益を生み出すこともできます。
いきなり難易度の高い情報発信から始めないこと。
ただし、いくら原価がかからないと言っても、単純なブログ更新やメルマガ配信だけでは副業で稼ぐことはできません。注意が必要です。情報発信をすることも確かに原価ゼロですが、自分の時間を費やしていること。本来発生しなければならない時給が発生していないことを加味する必要があります。
文章を書く時間やコンテンツを作る時間というのは、本来であれば時給が発生してしかるべき人的資源です。何の戦略も持たずに、その貴重な時間を8時間費やしてブログを更新しても報酬はゼロ円。ネットビジネスでは、こういったこともよくあります。
何も価値を生み出さないブログやメルマガを更新するのであれば、時給800円でアルバイトして確実に6,400円を手にするほうがまだましです。そういう意味では、いきなり難易度の高い情報発信から始めないこと。まずは不要品を手堅く売って感覚を掴むのがオススメです。
ビジネス全体を見えるようになることができる。
不要品販売はリスク無く収益を生める以外にも、
・新しいことに取り組む感覚を掴むことができる。 |
といったメリットもあります。
特に、サラリーマンの副業において「サラリーマンの立場では見えなかったビジネス全体を見えるようになることができる」は非常に重要なポイントです。
サラリーマンの仕事は基本的に分業制。営業職は営業職だけ。マーケティング職はマーケティング職だけ。技術職は技術職だけといった具合です。そのためビジネス全体、あるいはビジネスの流れを掴むことはなかなかできません。
稼ぐためには、一連の流れを知る必要があります。
一方でネットビジネスは、一つのビジネスを作り込むため、
・お客さんを集客すること。 |
などなど。稼ぐためにはビジネスにおける一連の流れを知る必要があります。
・集客するために、どういう媒体に広告を出せば良いのか。 |
などなど、その全体像が掴めないと、なかなかビジネスとして成り立たせることができません。全体像が見えないうちにトラブルが起きたら、その対処も難しくなります。
起業後に実は自分の仕事は、ごく一部だと気付く。
そういう意味でも、まずは原価ゼロの不要品を販売すること。ヤフオクなどのプラットフォームを使って直接お客さんとやり取りを通じてお金を手にするという感覚を掴むことが大切です。
これは特に大企業にいるサラリーマンにありがちな話ですが、
・大きな会社のマーケティング部に所属してマーケティングの仕事で成果をあげる。 |
こういったケースは多々あります。
ビジネスは結局信用で成り立つものでもあります。
また、ビジネスは結局信用で成り立つものでもあります。大企業という看板、ブランド力がある中では、できた(取れた)仕事もいざその看板やブランドが無くなった時に同じ仕事をしていてビジネスが成り立つ保証はどこにもありません。
信用力が無い中で、いくらマーケティングの知識や専門性があったとしても、全く仕事は取れません。ゼロからブランドを構築する力、それを継続させる力がまた別に必要となるのです。
まずは自宅にある不要品をヤフオクなどのプラットフォームで収益に変えること。そうやってネットを使ってお金を得る感覚や、ビジネス感覚を養うのがオススメです。参考にしてみて下さい。
…といった具合です。
ここで紹介したのは、ほんの一例に過ぎません。こういった本音の回答を、それぞれの分野ごとに数多く(現在回答数:900個)用意しています。あなたの副業や起業を成功させるために、ぜひ参考にしてみて下さい。
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